日曜日, 8月 06, 2023

Database in Excel 01 
基本は昇順・降順そして並び替え(前編)

Excelでのデータベース処理について簡単な連載を始めます。サンプルデータを作るのが実は一番大変なんですよね〜。

まず、もっともシンプルなデータベース処理は列ごとに指定する昇順・降順処理です。
データタグの[並べ替えとフィルター]にあります。

処理はとても簡単。例えば[部門コード]の[E列]の任意のセルを選択して[昇順]をクリックすれば、若い値順に整列されます。当然他の列も自動的に追従します。つまり行データが入れ替わることなく処理されます。

[売上日]の[A列]の任意のセルを選択して[昇順]をクリックすれば、古い日付順に整列されます。

[売上金額]の[H列]の任意のセルを選択して[降順]をクリックすれば、高額順に整列されます。

なお、元の状態がランダムな状態(※)の場合、処理後に元に戻すことは出来ないので、シートのコピーを作成してから処理した方が良いかもしれません。

※日付ごとに規則正しくデータ入力していない場合など

また、氏名や商品名で初めの文字が日本語文字列の場合は五十音順で表示されますが、その基準は変換前の「ひらがな」に依存します。例えば角田さんの場合「すみだ」「かくた」「つのだ」のどれで変換したかに依存します。なお、他のアプリケーションかコピー&ペーストした文字列の場合は、「ひらがな」の情報がないので、正しく処理は望めません。人名などの場合は別途「よみがな」の列を作成した方が賢明かもしれますん。欧文はアルファベット順です。