金曜日, 8月 18, 2023

Wings3Dでモデリング 07 
平面作成と回転処理(後編)

壺やカップのような形状を作成するためにベースとなる断面図は平面である必要があります。そこれ今回は平面作成と回転処理について整理しました。なを、少々ややこしいので今回は後編です。

Windows、macOS、Linuxに対応しています。

この連載は以下を参照してください。

調整したい頂点だけを選択したい場合、1つずつ調整するのは大変です。このような場合、頂点だけではなく辺や面でも同様に一旦全選択してから選択解除し、頂点、辺、面のモードに戻って必要な部分を選択すれば調整が楽です。

調整したい頂点を選択し・・・


削除や、右クリックで[移動]や[平均化]等で形状を調整していきます。  

Viewで編集しやすい表示すると良いでしょう。

形状が確定したら、面選択で全選択してから右クリックで[リフト]を選び、回転軸となる辺を選択し・・・

右クリックすれば回転体となりますが、Shiftキーを併用すれば、15°刻みで固定できるので、15°〜45°ぐらいに指定して取りあえず2面作成します。ここでは30°で処理しました。
※次回整理しますが、両面処理ではなく、片面処理の方が安全かもしれません。

あとは[Shift D]を繰り返すと一周します。

ただし、このままだと最終面が結合していないので、あとの処理で困惑します。

そのため、一周したら全選択し、右クリックで[接合]を選べば完璧です。[スムーズ(Catmull-Clark)]で綺麗な結果を得ることが出来ます。

ちなみにIllustratorで断面図を作成してIllustrator3形式で書き出せば、一応読み込めますが、チョット癖のある手順なので次回纏めます。

Wings3D 2.2.9(macOS)