木曜日, 4月 13, 2023

Blender Study Notes 10 
最もシンプルなペイント処理とモデリングの関係

Blenderでも、UV編集しなくてもパーツ分け、または選択したポリゴン毎にペイントすることが出来ます。

Blender

この連載は以下を参照してください。

他の3Dソフトで作成したデータなどを読み込んだ場合を想定し、OBJ形式で一度書き出したデータを再読込しました。これでパーツ分けされていても1つのオブジェクトとしてペイントされてしまうのでパーツを分割します。

編集モードに入り、[A]キーで全選択します。

続けて[P]キーで表示されるメニューの[構造的に分離したパーツで]を選ぶと・・・

自動的にパーツが分割されます。分割されたらオブジェクトモードに戻ります。

次に、3Dビューシェーディングへの変更を行います。

後は個別にパーツを選択し・・・

右端の[マテリアルプロパティー]をクリックして[Default]を(−)で削除してから・・・

[新規]にて新しいマテリアルを作成します。

新しいマテリアルを作成したら[ベースカラー]の白の部分をクリックして好みの色を指定するだけでペイントが完了します。

あとはパーツ毎にこれを繰り返すだけです。右手袋と「左手袋のように同じ設定を行いたい場合は、[Default]を(−)で削除してからビーチボールのようなアイコンをクリックして既に作成しているマテリアルを選択するだけでOKです。

もし、選択したポリゴンだけをカラー変更したい場合は、変更したいポリゴンを選択し、新規マテリアルを作成してから[割り当て]をクリックしてから・・・

[ベースカラー]を変更するだけで変更できます。

ポリゴンの状態によっては意外と使えるテクニックです。
このままFBX形式で書き出せば・・・
Wordなどに色つきのまま配置することが出来ます。
※OBJ形式での書き出しではカラー情報は反映されません。

Blender 3.4.1