今月15日に六代目三遊亭圓窓師匠が亡くなっていることを知り、驚きを隠せません。私は落語を積極的に鑑賞することはなかったので、はじめて生で落語を聞いたのが、学生の時に友人の誘いで出かけた某大学の学園祭で高座に上がっていた圓窓師匠でした。初めは興味が無かったのですが、直ぐにその世界に引き込まれて最後まで聞き込みました。そして月日は流れ、10年ほど前に仕事でご一緒することがあり、何度かの会食にも参加したり、一門の高座に招待されたりしていました。勉強熱心で気さくな師匠とはその後お会いする機会がありませんでしたが、メールのやりとりは不定期に行っていました。残念で仕方がありません。謹んでお祈り申し上げます。