月曜日, 9月 05, 2022

Visual Studio Basic_27 
チョット面倒くさいプロジェクト名変更

Visual Studio Basicでウッカリやってしまうのが、ファイル名を設定せずに始めてしまうこと。
自動だと「WinFormApp1.sin」となってしまうファイル名です。これは後から簡単に修正できないのです。Visual Studioには「名前を付けて保存」もないので最初からシッカリ設定する癖を付けるようにします。で、どうしても自動でやってしまい、後から修正したい場合の手順を整理しました。多分これで大丈夫のはず。

サンプルとして以下のファイルを「WinFormApp1」として作成し直しました。
ここでは「WinFormApp1」を「SimpleCalc」に変更します。


まず普通に「WinFormApp1.sin」を開きます。続けて表示メニューから「ソリューションエクスプローラー」を選び・・・

ソリューションエクスプローラーパレットの①と②の名称を変更します。

①は選択して表示されるプロパティにて、<名前>を「SimpleCalc」に書き換えます。②はそのままダイレクトに変更できます。

上は2箇所を変更した直後の状態です。

続けてプロジェクトメニューの「SimpleCalcのプロパティ」をクリックし・・・

表示されるパレットのアプリケーションにある「アセンブリ名」と「既定の名前空間」を「SimpleCalc」に変更します。

ここでVisula Studioを終了すると、上のパレットが表示されるので[上書き保存]で終了します。
次に・・・
C>ユーザー>user>source>repos>SimpleCalc
の中にある「SimpleCalc.sin」をテキストエディターで開き・・・

上の赤枠の部分を「SimpleCalc」に書き換えて保存します。

最後に・・・
C>ユーザー>user>source>repos>SimpleCalc
の中にある「WinFormsApp1」フォルダーの名称を「SimpleCalc」に書き換え、同様にして・・・
C>ユーザー>user>source>repos>SimpleCalc>SimpleCalc
の中にある「WinFormsApp1」フォルダーの名称を「SimpleCalc」に書き換えて処理は完了です。

修正後の最初の起動は・・・
C>ユーザー>user>source>repos>SimpleCalc
にある「SimpleCalc.sin」をダブルクリックしてVisual Studioを起動します。問題なく起動すると画面には何も表示されていないので、表示メニューから「コード」と「デザイナー」をクリックすれば、通常の画面構成になります。

なお、一旦Visual Studioを終了してから再起動してプロジェクトを選択する画面には、「SimpleCalc」が表示されています。以降はこれを選択すれば編集状態に入れます。なお、修正前の「WinFormsApp1」も表示されていますが、右クリックで削除しておくとよいでしょう。また、この段階で「SimpleCalc」フォルダー内には「WinFormsApp1」で恥じます複数のファイルが残っていまっす画、手動で削除してOKですが、そのまま無視していても大丈夫です。

Visual Studio 17.3.0