16:9と4:3の比率間でスライドサイズを変更した場合の変化について整理してみました。
まずデフォルトの16:9のサイズをサンプルページ(A)を作成しました。背景は「背景の書式設定」にて画像を配置し、その上に文字や図形、イラストを配置しています。
サイズ変更はデザインメニューのスライドサイズで4:3を選びます。元データの状況によっては上のパレットが表示されます。サンプルページ(A)の場合は特に表示されず・・・
上の様な結果になりました。
今度は4:3のサイズをサンプルページ(B)を作成しました。デザインメニューのスライドサイズで16:9を選びます。
結果は左右が伸びた感じになりました。
次に16:9のサイズのサンプルページ(C)を作成しました。文字や図形、イラストを中央に配置しています。続けてデザインメニューのスライドサイズで4:3を選ぶと・・・
「倍率」と「サイズ調整しない」の選択パレットが表示され、「倍率」を選んだ結果が上のイメージになりました。
「サイズ調整しない」を選んだ結果が上のイメージになりました。
なお、PowerPointの16:9と4:3の実サイズ、Office推奨の解像度に合致したpixelサイズを整理してみました。
計算式は・・・
pixel =(mm×ppi)/1inch
mm =(pixel×1inch)/ppi
1inch=25.4mmより
pixel =(mm×ppi)/25.4
mm =(pixel×25.4)/ppi
これにより
254.0mmは (254.0mm×96ppi)/25.4mm=960pixel
190.5mmは (190.5mm×96ppi)/25.4mm=960pixel
960pixelは (960pixel×25.4mm)/96ppi=254.0mm
720pixelは (720pixel×25.4mm)/96ppi=190.5mm