Excelが苦手、あるいはミスしてしまうシーンに絶対参照があります。デフォルトは相対参照なので、学びはじめの頃はついつい混乱してしまう流れですが、スピル機能で気にせずサクッと処理できます。
サンプルデータはアルバイトの勤務データかと時給で給与をえるという表です。
今までの処理では・・・
D4は退勤時間から出勤時間を引くので、
=C4-B4
となり、D5〜D15はフィル処理の必要があります。
続けてE4はD4に絶対参照のE1を掛け、さらにシリアル値を考慮した24をかけるので、
=E$1*D5*24
となり、E5〜E15はフィル処理の必要があります。
行に対しての絶対参照指定[$]が必要になってきます。ところがスピル機能の場合、
D4は退勤時間から出勤時間を引くので、
=C4:C15-B4:B15
となり、D5〜D15は自動的に計算されます。
続けてE4はD4に絶対参照のE1を掛け、さらにシリアル値を考慮した24をかけるので、
=D4:D15*E1*24
となり、E5〜E15は自動的に計算されます。
絶対参照指定[$]は必要ありません。
excel 16.46