水曜日, 2月 24, 2021

Excelでスピル処理すればフィル処理いらず

Excelにはスピル処理という面白い機能があります。関数と色々組み合わせるとかなり強力な武器になりそうです。ということで今回は簡単な処理を・・・

テストの合計点を計算する場合で、上の例であれば、
I3セルで、
=SUM(B3:H3)
と記述してB3からH3までの合計値を出し、その値をI4〜I14までフィルすればよいのですが、スピル機能を使うともっとフィル処理は必要ありません。

I3セルで、B3〜B14を選択して+C3〜C14・・・
と以下のように続けて選択していきます。

=B3:B14+C3:C14+D3:D14+E3:E14+F3:F14+G3:G14+H3:H14

これでEnterを押せばI14まで自動的に値が入ります。なお、自動的に計算結果が挿入されたI4〜I14のセルにはI3のセルに入力したのと同じ記述がグレーアウトして表示されます。このスピル機能を使うと絶対参照を考慮しなくても正しい結果が出せるので、意外と数式アレルギーの方には向いているかもしれませんね。

 Excel 16.46