Illustratorで方眼を作成しようと考えると、どうしても古くから有る長方形グリッドを使いたくなりますが、いつの間にか加わっていた段組設定の方が桁違いに賢いです。
まず、お復習いとして従来の長方形グリッドツールで上図の様な設定を行ってみました。
処理結果は勿論方眼なのですが、データの個ヴ卯が四角形の中に位垂直水平の線が交差している状態になっています。表組みの方名場合にはこれでもいいのですが、イレギュラー処理の場合は全体をパスファインダーで分割後に再度カラー設定を行い、グループ解除をする必要がありました。
ところが、任意のの矩形を作成し、それを選択してからオブジェクトメニューの[パス>段落設定]にて選択した矩形に対して長方形グリッドと同様の設定が可能です。
しかも生成されたデータはグループ解除された矩形の集合体となっています
そして極めつけは全体のサイズを保ったまま矩形に指定の隙間を設定出来る点です。
長方形グリッドでは設定出来ません。また、パスファインダーで分割後に再度カラー設定を行い、グループ解除という後処理も必要ないのでかなり便利です。
Illustrator CC 2019