あまり用途がないかも知れませんが、IllustratorでのFlash書き出しで回転処理は公式には用意されていません。オブジェクトを回転させることは正式には出来ませんが、ちょっと工夫するとソレっぽく動いてくれます。
まず動かしたいオブジェクトを作成します。この時、基準とナル円も描いておきます。ただし、無色透明で。ここでは説明用に赤い線で描いています。
あとは角度を指定して少しずつ回転するようなレイヤーを増やしていきます。ここでは22.5度づつ回転処理した物を用意しました。ただし、157.5度で0度に戻るという失態をしてしまいました。337.5度まで作らないと回転しないですからね。
157.5度まで作成したレイヤーの状態です。
作成したら、全てのレイヤーの表示をオンとし、書き出しにてSWF形式を選びます。
この時注意しなくてはならないのは、2点。[SWFフレームに変換]とループ設定です。
ちなみにフレームレートは12がデフォルトで、大きい値にすると小刻みに動作し、小さい値にするとスローマーションになります。
Illustrator CC 2018