月曜日, 4月 02, 2018

ZBrush
幾何学的な形状も得意なZBrush

有機的な形状が得意で、幾何学的な形状は苦手と思われているZBrushですが、modo的なモデリングも実は可能なのです。上図はその方法でモデリングした形状をZリメッシュした状態です。

まずベースとなる形状としてPolySphereを選びます。次にブラシはZModdelerを使います。浸りした方にあるのですが、分かりに行くので[B、Z、M]とキーボードを続けて叩くと選択出来ます。あとは、低サブディバイド後にポリメッシュ3D化し、面(Polygon)、エッジ(Edge)、点(Point)をそれぞれ選択して形状を変更していきます。それぞれのツールには幾つかのオプションが用意されており、右クリックまたはSpaceキーで表示されます。

面(Polygon)のオプションメニュー

エッジ(Edge)のオプションメニュー

点(Pointのオプションメニュー

上図は面をランダムに拡張した状態です。

処理後に上図のようにカーブを付けることも出来ます。

上図は処理後にディバイド処理した状態です。この状態をZリメッシュしたのが冒頭のイメージです。工業製品のようなモノや家具などのモデリングに重宝しそうです。

なお、この機能はZBrushのみです。ただし、擬似的な処理はZBrush Coreでも可能なので、後日整理してアップ致します。
ZBrush 4R8