ZBrushは低密度から香味度までの数階層(ユーザー設定により)を混在して持つ事が出来るMulti Resolusion Subdivide機能が特徴となっています。しかし、最初はかなり混乱するので、簡単に整理してみました。
Dynamesh 32オブジェクトに対して[ディバイド]を2回クリックして高密度(図ではSDiv3)に設定して細部調整に適しています。
そのまま低密度(図ではSDiv1)に表示を変更した状態です。Multi Resolusion Subdivide機能なのど、元の高密都に戻せばモデリング状態も元に戻ります。低解像度は主に全体の調整に適しています。
低密度(図ではSDiv1)の状態でツールメニューの[ポリメッシュ3D]を実行すると、その表示状態が最高レベルでリセットされてしまいます。つもり、元の高密度には戻りません。もちろん高密度状態で[ポリメッシュ3D]を実行すれば高密度が得られますが、Multi Resolusion Subdivide機能としての低解像度を表示することは出来ません。
なお、リセットされた状態で、新たに[ディバイド]をクリックすれば密度は上がりますが、低密度でのデータを単純に高密度にしているだけなので、エッジは甘いままになります。
リセットされた状態で、新たに[ディバイド]をクリックしてからZリメッシュで中間程度のメッシュ状態を創り出した状態。とちらかというとメッシュの歯に直し的な処理ですが、設定値を間違えなければ良好な津種状態を得ることが出来ます。
低密度(図ではSDiv1)の状態からZリメッシュで低密度の状態を創り出した状態。元の状態が甘いエッジなので仕方がありませんが、これは独特の味わいと私は感じています。
高密度(図ではSDiv3)の状態からZリメッシュで低密度の状態を創り出した状態。元の状態がかなり反映されています。
ZBrush 4R8