Photoshopのレイヤーは意外と融通が利きます。例えば上図は4つのレイヤーにそれぞれ個別の色で殴り書きしたファイルを作成し、描画モードを[乗算]としました。
レイヤー行動は上図のような状態です。基本的にレイヤーに分けているのは描画モード調整が出来るからです。[乗算]以外の描画モードももちろん有効です。ここで、どのレイヤーに居ても構わないので、スポイトツールで任意の位置をクリックすると、その位置に見える色を拾ってくれます。つまりPhotoshopは現在見えている色を認識・抽出してくれます。実はこの組合せでも30色が生成されています。下図のように各のレイヤーに対してぼかし処理などを行ってみると更にデリケートな色を拾うことが出来ます。身の回りのオブジェを撮影して合成し、カラーサンプルを作成してみると面白いです。