水曜日, 1月 30, 2019

Photoshop
写真画像のイラスト化[その3](128)

第128回月例セッションの補足(その3)です。
フィルタ加工は元画像の状態とサイズで大きく変化します。ここで説明した手順も元画像によっては、面白くもなんともない結果になってしまう場合があります。まずWidthが4000Pixel、Heightが3000Pixelの画像を用意しました。出来るだけゴチャゴチャしている方が良い結果に成る感じです。

なお今回は月例セッションで触れていない(類似処理には触れています)内容ですが、当日は私の不手際もありましたので関連データとして公開致しました。

用意した元データ。出来るだけ線構成の多い画像がベストです。

レイヤーの複製を作成します。一番下は保険なのでここで複製レイヤーを作成しなくても問題はありません。作成したらコントラストを押さえてフラットな状態に調整します。

フラットな状態にした結果です。

ここでフラットにしたレイヤーの複製を作成し、取り敢えず表示をオフにしておき、ノン中野レイヤーから作業を始めます。

まずフィルタメニューの[ぼかし/ぼかし(ガウス)]にて半径10pixel程度ぼかします。

続けて、イメージメニューの[色調補正/ポスタリゼーション]にて階調数を4程度に設定します。

次に一番上のレイヤーに移動してフィルタメニュー[その他/ハイパス]を、半径15pixelで実こうします。

続けて、イメージメニューの[色調補正/2階調化]を実行します。ここで上図の様にノイズのような状態が発生したら、[2階調化する教会のしきい値]を調整視します。

ここでは[2階調化する教会のしきい値]をデフォルトの128から127に変更しました。

最後に2階調化したレイヤーの描画モードを[乗算/不透明度50%]に設定して完成です。

上図は最終的なレイヤーの状態です。

Photoshop CC 2019