月曜日, 7月 24, 2023

Wings3Dでモデリング 02 
対称処理は独自作法をマスター

実際のモデリングで、どの3Dツールでも最初に確認するのが対称処理です。ところがWings3Dでは、処理方法が解らずかなり苦戦しました。実はコレが解るまで連載は考えていませんでした。

Windows、macOS、Linuxに対応しています。

この連載は以下を参照してください。

最初に画面上部にあるアイコンに意味とショートカットを憶えます。

まず、いつものように起動直後の画面で右クリックして[Cube]を選択して立方体を作成してから全面選択します。[B]で全面選択モードに切り替えて、オブジェクトの任意の位置をクリックすれば全面選択になります。解除したいときは同じくオブジェクトの任意の位置をクリックすれば全面選択解除になります。

立方体を全面選択後に右クリックして[スムーズ(Catmull-Clark)]を選択して24面体を作成します。

ここで、作成した24面体の任意の面を選択し・・・


右クリックして[ミラー]を選択すると・・・


選択面を軸としたミラーコピーが生成されます。


しかし、それ以降はシンメトリー処理には成りません。求めているのはこの流れではなく、シンメトリーでの作業です。
※ここでかなりの日数(年数かも)悩んでしまいました。

結論から言うと、類似項目が混乱の元でした。作成した24面体の任意の面を選択し[Tools]>[バーチャルミラー]>[作成]なら・・・


処理後もシンメトリー処理は可能です。

そこで、ベースとなる形状は24面体を半分にすれば都合が良いと思いつきました。削除したい面を選択し、Deleteキーで削除します。続けて断面を選択し[Tools]>[バーチャルミラー]>[作成]で元の状態になり・・・

あとは、任意の面の押しだし処理をしたければ、右クリックして[押し出し]>[法線方向]で・・・

シンメトリー処理が出来ました。

Wings3D 2.2.9(macOS)