縦書き時のInDesignとWordで縦中横処理の比較をしてみました。
まずWordの場合です。何もしなければ半角英数字は傾いたままです。
全角数字であれば自動的に縦書きになります。
処理したい部分を選択し、ホームタグの[拡張書式]から[縦中横]を選ぶだけです。
確認画面にて[OK]で完了です。
Wordでは文字数に合わせて自動的に文字の水平比率を調整してくれます。ちなみに処理はMS P 明朝で行いましたら、縦組みにするとガタガタになりますね。上の游明朝はきれいです。縦表記の時のフォントには要注意ですね。
※ガタガタに見えるのは表示倍率のプレビューに問題があるようです。拡大すると正常に表示します。
InDesignでは・・・
Wordと同様に全角数字であれば自動的に縦書きになります。
半角英数字は段落スタイルで[自動縦中横設定]にて文字数を指定すれば・・・
完了です。ただしWordのように自動的に文字の横幅を調整してくれません。
まず水平比率を指定した文字スタイルを作成します。ここでは60%という名称にしました。
続けて段落スタイルの[正規表現スタイル]で・・・
半角数字が4文字続いたら・・・
[0-9]{4}
文字スタイル60%で実行・・・
これでいい感じの水平比率になります。