今回は環境設定の微修正とカラー設定です。
まず、編集メニュー>「環境設定」>「高度なテキスト」にて・・・
コンテキスト機能からのテキスト制御の以下の2項目のチェックを外します。
□選択された文字の異体字を表示(H)
□テキスト/テキスト尾フレーム選択で適用可能な異体字属性を表示(O)
異体字表示は個々の文字を選択して「ウィンドウ」>「書式と表」>「字形」から「字形パネル」を開いて個別指定で異体字を選択した方が良いと思います。
続いて、[環境設定]>[テキスト]にて・・・
テキストの入力、および配置時に、自動的にページを追加してくれる機能として、デフォルト設定では、マスターページ上に作成したテキストフレームにだけ[スマートテキストのリフロー処理]が適用されます。これにより、通常のページ上に作成したテキストフレームに対し、リフロー処理を行いたい場合は、環境設定の[テキスト]で[マスターテキストフレームに制限する]のチェックを外す必要があります。
なお、[スマートテキストのリフロー処理]の設定変更は、現在開いているドキュメントに対してのみ実行されます。新規で作成するドキュメントすべてに対してリフロー処理を変更したい場合は、ドキュメントを何も開いていない状態で設定変更すればOKです。ちなみに、テキストフレームは別ページのテキストフレームに最低1つ以上連結している必要があります。
続いて、編集メニュー>「環境設定」>「黒の表示方法」にて・・・
RGBおよびグレースケールデバイスでの黒の表示オプションの項目を以下のように変更します。
スクリーン(S):すべての黒を正確に表示
プリント/書き出し(P):すべての黒を正確に表示
さらに、編集メニュー>「環境設定」>「辞書」にて・・・
二重引用符(Q)をリストの最下部(デフォルト設定)から、取りあえず一番上の変更します。一番下のままだと恥ずかしいです。
同様に引用符(U)もリストの最下部(デフォルト設定)空、取りあえず一番上の変更します。
もしデフォルトのままだと上の様な残念な結果になってしまいますので、この処理は筆数ですね。
つぎに、塩式メニュー>「段落」のオプションを上の様に変更します。
最後は、編集メニュー>「カラー設定」を上のデフォルト設定(一般用-日本2)から・・・
「プリプレス-日本2」に変更します。ちなみにこの設定は必要最低限であり、必ず印刷所の指定に従うと理解します。
なお、InDesign、Illustrator、Photoshop等のカラー設定はBridgeの編集メニュー>「カラー設定」で行うと一気に変更されます。
InDesign 17.3