金曜日, 2月 07, 2020

Illustratorでの数値入力はいつの間にか3桁OKに

Illustratorでの数値入力関連は長く小数点下2桁までと思っていたのですが、ちょっとイタズラしていたら3桁までOKだと気が付きました。これでかなり正確な、いやほとんど完全な数値処理が可能になります。

まず直径α(任意の値)mmの円と、一辺がα(任意の値)mmの正方形を作図します。

ガイドとして垂直・水平線を描きます。

垂直・水平線に合わせて上図のような三角形を作成すると、ピタゴラスの定理で[ルート2]という値が出て来ます。

この関係を回転させれば、四角形の対角線の半分が[ルート2]だと判ります。

つまり、最初に描いた正方形と円を1ユニットとして、[ルート2]だけ拡大すれば上図のように正確に元の正方形のコーナー部分に拡大した円が外接することになります。[ルート2]は1.41422です。つまり、141.422%すればよいわけです。

同様にして元のユニットの円に内接する縮小の場合は、[ルート2]の半分なので、0.7071なので、70.710%にすれば良いことになります。

Illustratorでプレビューを外して最大表示にしてもバッチリです。これからは3桁で積極的に攻撃ですね。

Illustrator CC 2020