火曜日, 11月 20, 2018

Excel
オートSUMの動作がOSによって違う

Excelの[オートSUM](合計、平均、最大値、最小値)はとっても便利ですが、私は普段はまったく使わないので気が付かなかったのですが、WindowsとMac版では結果と範囲の選択の違いにより処理が異なってきます。

現在B4からB9にデータが入って居ます。

セルB4からB9を選択しただけであれば、[オートSUM]の結果はブルーのセル(B10)に書き出されます。ここでは合計で説明を進めますが、他の[オートSUM]でも同等です。

もし、オレンジのセル(B2)に結果を書き出したい場合は、セルB4からB9を選択してから、Control(macOSの場合はCommand)キーを併用にして[オートSUM]を実行するとオレンジのセル(B2)に結果が反映されます。ところが、Macの場合はブルーのセル(B10)に結果が表示されると同時にオレンジのセル(B2)に数式[=SUM()]が表示されてエリアを求めてきますので、新たにセルB4からB9を選択すればるオレンジのセル(B2)に結果を表示することが出来ますが、ブルーのセル(B10)はどうするの?となります。

もし、オレンジのセル(B11)に結果を書き出したい場合は、セルB4からB9を選択してから、Control(macOSの場合はCommand)キーを併用にして[オートSUM]を実行するとオレンジのセルに結果が反映されます。ただし、Macの場合は何故かブルーのセル(B10)にも結果が表示されてしまいました。

もし、グリーンのセル(C2)に結果を書き出したい場合は、セルB4からB9を選択してから、Control(macOSの場合はCommand)キーを併用にして[オートSUM]を実行するとグリーンのセル(C2)に結果が反映されます。ただし、Macの場合は何故ブルーのセル(B10)に結果が表示されると同時にグリーンのセル(C2)に[=SUM()]が表示されてエリアを求めてきますので、新たにセルB4からB9を選択する必要がありますが、ブルーのセル(B10)はどうするの?となります。


もし、グリーンのセル(C10)に結果を書き出したい場合は、セルB4からB9を選択してから、Control(macOSの場合はCommand)キーを併用にして[オートSUM]を実行するとグリーンのセル(C10)に結果が反映されます。ただし、Macの場合は何故かブルーのセル(B10)にも結果が表示されてしまいます。

もし、グリーンのセル(C11)に結果を書き出したい場合は、セルB4からB9を選択してから、Control(macOSの場合はCommand)キーを併用にして[オートSUM]を実行するとグリーンのセル(C10)に結果が反映されます。ただし、Macの場合は何故かブルーのセル(B10)にも結果が表示されると同時にグリーンのセル(C11)に[=SUM()]が表示されてエリアを求めてきますので、新たにセルB4からB9を選択する必要がありますが、ブルーのセル(B10)はどうするの?となります。取り敢えず両方のプラットホームで使っている私は避けた方がいい機能かも知れませんね。

Excel 365 2018