今回は条件によって処理を変更する条件式です。簡単な例として入力した数値が偶数なのか奇数なのかを判別するプログラムです。
VS Basicを起動したら[新しいプロジェクトの作成]にて新規プログラム作成モードに入ります。最初にTextBox1つ、Button3つ、Label4つを配置します。
プロパティーにて文字やパーツのサイズを調整して上の様なレイアウトとしました。次にソースです。その前に数式の確認です。2つの数値を除算し、剰余のみを返す[MOD]を使います。記述は[基準値 MOD 除数]となります。たとえば基準値が10で序数が3とすると[10 MOD 3](10÷3=3…1)で、余りの[1]が返ってきます。余りが返れば奇数で[0]が返ってくれば偶数となります。デザイン画面でButton1〜3を順番にダブルクリックして記述していきます。
「-----------------」は区切り線なので記述の必要はありません。
青字は自動入力部分で修正の必要はありません。
黒字が入力部分です。
赤字はコメント文なので記述の必要はありません。
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Public Class Form1
Private Sub Button2_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button2.Click
' aとremainderをInteger変数宣言
Dim a, remainder As Integer
' TextBox1の値を数値変換してaに代入
a = Val(TextBox1.Text)
' aを2で除算した値をremainderに代入
remainder = a Mod 2
' If〜Then〜Else〜End If
' もしremainderの値が0であればLabel3に偶数を表示
If remainder = 0 Then
Label3.Text = "偶数"
Else
' そうでなければLabel3に奇数を表示
Label3.Text = "奇数"
End If
End Sub
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Private Sub Button3_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button3.Click
' Button3がクリックされたらプログラムを終了
End
End Sub
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Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click
' Button1がクリックされたらTextBox1とLabel3をクリア
TextBox1.ResetText()
Label3.ResetText()
End Sub
End Class
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デバッグして問題が無ければ完成です。数値の表示位置は右揃えが自然ですね。
Visual Studio Basic 2019