ZBrush無印2021の新機能で一番最初に苦になったのが、ダイナミックシステム。つまり物理シミュレーションです。
基本的な処理はとても簡単です。元にナルオブジェとは別のサブツールに厚みのない平面を作成します。なぉ、ここでサブツールの前後関係は特に問題ないのですが、この平面を選択している状態とします。
次にダイナミックタグをクリックし、上の様な設定で[シミュレーションを実行]をクリックします。特に[衝突体積]や[フロア衝突]にチェックを入れておきます。
あとは処理を止めたい状態で[シミュレーションを実行]をクリックして処理を止めます。
ポイントはどこで止めるかですね。
で、気になったのは尖っている部分がある形状を利用したときです。
ちなみに。ここで間違って形状の方を選択して[シミュレーションを実行]をクリックしてしまいました。これだと形状の方が崩れ始めてしまいます。
処理を戻し、尖った部分の雨形状に対して処理を行うと穴が開いてしまいました。回避する方法が良くわからないので、調べて見ます。もしかしたら無理なのかも。
なお、実際のモデリングでは上の様にベースパーツの一部分を選択して別パーツを作成し、それを処理するとシャツを自然に着ているような感じに成ります。
かなり適当なデータで処理していますが、色々と応用が効きそうなツールだと思います。
ZBrush 2021