スライドがどれだけ完成度が高くても実際のプレゼンテーションでの流れが悪いと意味がありません。必ずリハーサルを行う様にしましょう。時間の流れを把握するだけでも随分違ってきます。
スライドショーメニューには、かなり色々な機能が盛り込まれています。特にリハーサル機能と字幕は積極的に活用することをお薦めします。リハーサル機能は、各ページに必要な時間を書き出してくれます。
上は[スライドショーの設定]をクリックして表示されるパレットです。機材の確認だけでなく必ず事前にPowerPointのスライド設定を確認する癖を付けるようにします。
字幕機能については良質なマイクロフォンの使用が前提でしょう。環境さえ整えばかなりの高精度で字幕を表示してくれます。以下は内蔵マイクで実験してみました。
日本語も丁寧に話せば問題無いです。ただし事前の練習は必要ですね。
なお、設定で日本語で話した内容を他言語に変換表示してまくれます。ここでは英語にして実験してみました。「図形処理」は問題無い翻訳です。
「レイアウトオプションのボタンが表示されます」も問題無い翻訳です。むしろ丁寧かな? "The Layout Options button appears."ぐらいでも問題無いですからね。
「必要に応じてその場に新しいボタンが表示される」は最後の"fly"が? 多分"If necessary, a new button will appear on the spot."ぐらい? もしかしたら滑舌が悪かったのかも。どちらにしても精度は悪くないです。聴覚障害だけでなく外国人の方が多い場合は積極的に活用しても良いでしょう。PowerPointの基本的な処理はWordと同等です。重要なのは作成したデータが聴衆者に伝わるか否かです。レイアウトも大切ですが、プレゼンテーションの流れをしっかり把握することも大切です。