前回のプログラムでリセット(クリア)処理を追加しましたが、今回はカラー設定を中心に様々な変更・リセット(クリア)処理を整理してみました。
TextBox1の文字色を変更する
TextBox1.FontColor = Color.Red
■背景色を変更する
TextBox1の背景色を赤に変更する
TextBox1.BackColor = Color.Red
TextBox1.BackColor = Color.FromArgb(&HFF, &H00, &H00)
■フォームの背景色を変更する
フォームの背景色を青に変更する
BackColor = Color.Blue
BackColor = Color.FromArgb(&H00, &H00, &HFF)
※表記上は"&H00"でも入力すると自動的に"&H0"となる
16進コードでの色指定は以下を参考にすると分かり易いです。
Web色見本原色大辞典
https://www.colordic.org/
例えば【 violet #ee82ee 】ならば
BackColor = Color.FromArgb(&Hff , &Hee, &H82, &Hee)
※Argb(&Hff , &Hee, &H82, &Hee)の括弧内は左から「透明度、赤値、緑値、青値」となっている。Web色見本原色大辞典のサンプルは「赤値、緑値、青値」だけの数値。
ちなみに透明度は&H00が完全な透明(透明度100%)で、&Hffが透明度0%(不透明度100%)となる。&H00から&Hffの幅は256ステップ。256ステップの値を16進数に変換するの方法は、ExelやGoogleスプレッドシートのA 列に10進数を記述し、B列などで"=DEC2HEX(A1) "とすれば求められる。なお、省略してもよい。その場合は、
BackColor = Color.FromArgb(&Hee, &H82, &Hee)
もちろん
BackColor = Color.Violet
としても問題ありません。
■フォント情報を変更する
TextBox1のフォントを14ポイントに変更する
TextBox1.Font = New Font("", 14)
TextBox1のフォントをArialの14ポイントに変更する
TextBox1.Font = New Font("Arial", 14)
TextBox1のフォントをArialの14ポイントでBoldに変更する
TextBox1.Font = New Font("Arial", 14, FontStyle.Bold)
■リセット処理
TextBox1にユーザー入力したデータをリセット
TextBox1.ResetText()
Label1に表示されたデータをリセット
Label1.ResetText()
Label1のフォント情報をリセット
Label1.ResetFont()
Label1に表示された文字色をリセット
Label1.ForeColor = Color.Empty
Label1の背景色をリセット
Label1.BackColor = Color.Empty
フォームの背景色をリセット
BackColor = Color.Empty
とこで、プログラムソース中にコメントを入れると後カニ見返したときに分かり易くて助かります。
HTMLの場合
CSSの場合 /*これはコメント文です*/
Visual Studio Basicの場合 'これはコメント文です
というようにシングルクォーテーション「'」以降は全てコメント文となります。ただし、改行が発生するとクリアされます。HTMLやCSSのような終了宣言はありません。
Visual Studio Basic 2019