火曜日, 2月 28, 2006
線位置指定はブレンドで面白くなる
Illustrator CS2の線位置指定をブレンドに活用するとアピアランスにも連動します。
Illustrator CS2から今まで欲しかった線の位置を変更する機能が加わりました。従来からあった【線を中央に揃える】の他に【線を内側に揃える】と【線を外側に揃える】が指定できるようになりましたが、これをブレンド機能に指定すると、計算高く多重輪郭設定を行うことが出来ます。作例とした下のブレンド【図】は、上から【線を中央に揃えるに設定した四角形と、線を中央に揃えるに設定した丸のブレンド】【線を内側に揃えるに設定した四角形と、線を中央に揃えるに設定した丸のブレンド】【線を外側に揃えるに設定した四角形と、線を中央に揃えるに設定した丸のブレンド】【線を内側に揃えるに設定した四角形と、線を外側に揃えるに設定した丸のブレンド】です。この実験から、どちらかの線の位置が中央で、もう片方が内側あるいは外側であれば、ブレンド結果に両者の線設定が自動的に加算されることが判ります。
下の【図】は上の【図】の2列目のブレンド結果を拡張後に左端から順にアピアランスで確認したところです。数値的にしっかりと線設定が加算されていることが判ります。この機能は案外活用できるのではないでしょうか。
ラベル:
Illustrator