先週は恐ろしく色々なことが重なってバタバタしまったのでPAGE2006でのセミナーについても整理する時間がありませんでした。ということで今更ではありますが簡単に整理してみたいと思います。
マシンは、PowerMac G5/Quad 2.5GHz/Memory 2.5GBという贅沢な環境でした。セミナー前の1週間ほど、実際に使うマシンを自宅に届けてもらい、私の環境を構築するとともにデータを格納しました。 つまり私の環境そのものというわけです。ですから会場で他の方のセミナーに使うマシンとは異なり、完全に独立し、私だけしか使わない状態にチューニングし ていました。凄くリッチな環境に大満足でした。肝心の内容について、まずそれなりのストーリーは煮詰めていました。そして、今回取り扱ったデータは架空の カタログでしたが、仕事の流れはほぼ実際の作業と同じです。それとiChatに関しては数回行っていますが、一度やると癖になりますね。また、 iPhotoに関してはAdobe Bridgeとの棲み分けについてのナイスな質問メールが届いていましたが、ざっくりと曖昧な画像データを整理するのはiPhotoの方が絶対に簡単で向 いて言います。Bridgeも便利ですが、あくまでもフォルダー単位での管理といった流れですので、絞り込んで画像のモード変換などを行った後のフォル ダーを指定し、InDesignやIllustratorと連動して貼り付けるといった方法が現実的かもしれません。もちろんiPhotoから直接ドラッ グ&ドロップすることも出来ます。ただ実際の私の作業ではCMYKに画像をコンバートすることは殆どなく、全てRGBのまま貼り付けてしまいます。あとは 勝手にInDesignとかIllustratorが書き出しの時に処理してくれますのでラクチンというわけです。で、ファイルブラウザに話を戻すと、更 にサーバーとのやりとりなども含めた広範囲かつ大がかりな処理ならPortfolioは無視できない存在ですね。さて、当初セミナーはマウスでのオペレー ションということでした。リハーサルにてApple Mighty Mouseを初めてさわった感想として『悪くないというより、むしろいいかもしれない』でした。次にAutomatorですが、これほど便利なものはないと改めて感じています。まず起動する気にもならないようなソフトがどれだけの数バンド ルされていても、使い勝手が良くて使い倒せそうな本格的なソフトがバンドルされている方が嬉しいですからね。そんなわけでチャンスがあればMacOSXに ついてもっと煮詰めた話をしてみたいと思います。