月曜日, 3月 21, 2005
休日出勤への憧れ
フリーランスになって出来なくなってしまったことに休日出勤がある。毎日が休日の立場としてはちょっとした禁断の世界である。もちろん、どこかに勤め直せ ばそれはきっと嫌と言うほど体験できるのだろうけど、今のところ目予定はない。もっともこのご時世、数ヶ月先にはどうなっているかわからないので今から楽 しみにしておくべきかもしれない。あっ、その前に基礎体力か。で、偶発的にあるメーカーから緊急の仕事の助太刀依頼(殆ど最近は用心棒モードみたい)がは いり、19日の土曜日にその会社は休日で誰もいないわけです。そんな静寂だけの空間で関係者数名と緊急懸案について作業をおこなったわけである。仕事はお もしろ怒ったのだけれど、なんだか『休日出勤しているんだぞ』という気持ちの方が先行して妙にワクワクしてしまった。きっとこんな感覚は勤めている方から 見ると不謹慎なのかもしれないけど、私自身は普段経験できないちょっとしたブラックホール的な空間に自分が入ることが凄く楽しくなることがある。もちろん 普段はあり得ない状況だからワクワクするのだろう。こんなのが毎週続いたらきっと嫌になってしまうのは分かり切っている。でも、フリーランスは毎日が平日 であり休日という、勤めている方には理解できない禁断の不思議な世界なのかもしれない。(column: 1771)
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