日曜日, 3月 20, 2005
『ごくせん』2の最終回
日本TV系列で放映されていた仲間由紀恵主演の『ごくせん』が、D-51の『NO MORE CRY』といい、キャストといいストーリーといい、小気味良いテンポとリズム感で、とうとうラストまで来てしまった。学園モノで臭いお約束の熱血シーン、 現代版水戸黄門と批判的な意見もあるようだが、あまりにも最近のドラマは複雑化しすぎて気軽に見るという気持ちになれないモノばかり。そんな中で、このド ラマは安心感があるような気がした。お約束が判っているからなのかもしれない。でも、それが見ていて臭く感じない。カメラに向かってつぶやくというコント 的な手法や、マンガちっくな効果音。それに中途半端な漫才を見るよりも笑いの取れるギャグシーン等、とにかく幅広い年齢層の多くの方が見て楽しんだわけで すから、面白かったわけですよ。少し前にもネタにしましたが、本当に久しぶりに毎週の放映時間が楽しみな作品でした。実は撮影場所の多くが私の知っている 場所だったり、時々遊びに行く世田谷公園だったりして、とっても親近感が沸いてしまったのであります。とにかく最終回は生瀬勝久演じる猿渡五郎教頭の良心 が見え隠れしたとともに涙腺も刺激してくれたし、遊び心満点のラストシーンといい、もう『サイコー!』。余談だけど生瀬勝久氏はトリックでも絶妙の間を仲 間由紀恵さんと演じていてナイスな俳優さんですね。そんなわけで是非とも激しくパート3の制作を希望します。というか、映画化の話も浮上したらしいです ね。私は手放し無条件でこういったの好きなんですよね。ちなみに原作はまだ読んでいません。更に言うと、パート1より今回のパート2の方が好きです。今回 はイケメン高校生ばっかりでしたからね。欲をいえば、初回と最終回に加え、3年D組27名分のストーリーを加えた全29話にして欲しかった。そうすればエ ンディングがもっと盛り上がるのにね。(column: 1770)