日曜日, 10月 25, 2020

ZリメッシャーはZremesherGuidesが必須

ZBrushのリメッシャー機能はポリゴンの整理にとっても便利ですが、ZremesherGuidesの仕様は必須ですね。ちなみにこのZremesherGuidesは無印ZBrushでしか使えません。

元々それほど高密度で作成しないので、ベースがローポリですが、それで説明します。この顔のパーツのポリゴン数は3040です。目と胴体はサブツールで分けてあります。また表示は全て[ダイナミックサブディビジョン]の[ダイナミック]をオンにしています。

ZremesherGuidesで出来るだけ維持したい部分のガイドを描きます。

このとき[Shift F]でメッシュをポリフレーム表示に切り替えるておくと描きやすいと思います。

あとはZリメッシュを実行するだけです。ここでは元々のポリゴン状態がローポリなので、Zリメッシャーの[目標ポリゴン数]を[0.1]で処理しています。ただし、シンメトリーを外した状態だと、片側だけが処理されてしまうので上のように崩れてしまいます。ただ、これはこれで応用範囲が広がりそうですね。

上はZremesherGuidesを使わずにシンメトリー処理でZリメッシャーを実行した結果です。顔の微妙な表情が崩れています。ポリゴン数は566でした。

上はZremesherGuidesを行い、シンメトリー処理でZリメッシャーを実行した結果です。顔の微妙な表情が保たれています。ポリゴン数は569でした。

ZBrush 2021.1.2