日曜日, 2月 16, 2025

Let's play Animate 01 
Illustratorデータの取り込みと調整

20年ほど前にFlashのネタを数本アップしていたのを忘れていました。今はAnimateですね。ということで、Illustratorのデータを読み込んで人が走るアニメーションを作成してみます。

Animateを起動したら[新規ファイル]をクリックし・・・

合図を指定してファイルを作成します。


作成直後の画面です。

ここでIllustratorでデータを作成します。

構造的にはパーツ毎にレイヤーを分けます。

ただし、上の様にグループ化は行わない方がイイです。出来ないわけではありませんが、ちょっとイライラするので・・・。

Animateに戻り[ファイル]>[読み込み]>[ライブラリーに読み込み]にてIllustratorのデータを読み込みます。この研ぎ、グループ化されたデータは左のように表示されます。ここではグループ化していない状態を読み込みます。

グループ化されたデータを読み込んでライブラリーにに移動したときの状態です。今回は使いません。

グループ化しないデータを読み込んでライブラリーに移動したときの状態です。

ここで、両腕と両足のパーツを左端のメニュー上から2つめの[自由変形ツール]で個別に選択し・・・

中心のポイントをそれぞれの付け根に移動します。


このとき[表示]>[吸着]>[オブジェクトに吸着]のチェックを外しておくとデリケートな位置調整が可能です。


両腕と両足のパーツの中心点を調整したら、レイヤーごとに4フレーム目を選択し[挿入]>[タイムライン]>[キーフレーム](F6)を実行します。


全てのレイヤーを同じように処理したら・・・



全てのレイヤーの3フレーム目を[挿入]>[タイムライン]>[キーフレーム](F6)を実行します。


一連の流れは上図のようになります。



これを7フレーム目、10フレーム目にも設定します。



最後に12フレーム目で[挿入]>[タイムライン]>[フレーム](F5)を実行します。


これで上図のようにスタート位置とエンド位置がループで繋がっても違和感は出ません。


ここで、1フレーム目は何もしません。


4フレーム目は上図のように両手両端を回転調整します。


7フレーム目は上図のようの両手両端を回転調整します。ちょうど両手両足の向きが逆になった状態です。



10フレーム目は上図のように4フレームめと同じで両手両端を回転調整します。タイムライン右上の▶マークをクリックすると素早く走っているイメージを確認できます。なお、1-4-7-10ではなく、1-7-13-19のように間隔を開けると動きがスローになりますが、場合によってはポーズの中間を作る必要があるかもしれません。
続きは次回・・・。