火曜日, 7月 09, 2024

Illustratorでの作図基本 01
 パターン作成は角度ゼロで

質問がありましたので、勢いで基本?作図の連載を始めます。
角度のあるパターン作成は角度ゼロで作成してからパターンの回転させます。この方が素早く正確に作成出来ます。

完成イメージです。

ベースは長方形を2つ組み合わせた形です。1つの長方形は20mm × 60mmで8ポイントの線幅です。塗りはありません。コレを20mmずらした状態を基本ベースとします。

2つのオブジェクトを選択し、[オブジェクト]>[パターン]>[作成]とすると上の様な状態になりますが・・・

オプションパレットで上の様に設定すれば・・・

角度は別でしっかりとイメージ通りになります。このままパターン登録し・・・

任意の図形に指定します。

ここで、回転ツールにて[パターンの変形]のみにチェックを入れることで・・・

パターンだけの角度が変更されます。

同様にサイズも[パターンの変形]のみにチェックを入れることで・・・

サイズだけが変更されます。なお、このときつなぎ目のような位置がガタガタに見えますが、コレは昔からあるバグです。

パターンをラスタライズすると本当にズレているか否かを確認できます。なお、パターンをphotoshopへ、コピー&ペーストする際はIllustrator上で買いぞうをを設定してラスタライズしたデータをコピー&ペーストしないとズレが発生するので要注意です。