教育機関では何故かWindowsマシンへ?「Lhaplus」という圧縮・解凍ツールがインストールされていて正直イラッとします。
UTF-8に未対応なので現状のWindowsやmacOSのデフォルト環境で普通に圧縮したzipファイルを解凍したり、GoogleDriveの¥でZip圧縮されてダウンロードしたファイルが文字化けしてしまいます。当初、Mac(OS X)が「UTF-8」を使用しているのに対して、Windowsは「Shift-JIS」を使用しているためと思ったのですが、Windowsで作成したzipファイルも文字化けすることを確認。特にGoogleDrive経由だと悪夢ですが、Windows標準のzip処理なら文字がけは起きません。
上は左がLhaplusで解凍して文字化けした状態。右がデフォルト環境で解凍した状態。
推測でしかありませんが、わざわざ「Lhaplus」をPC教室のPCへインストールしているのは、恐らくコンピュータが苦手な学生が、zipファイルをダブルクリックして圧縮されたままで中身が見えてしまうコトへの対策ですかね? 4年ほどアップデートが行われていないので正直いらないツールです。余計な環境にすることで自宅のPCとの環境の違いが生まれて混乱の元です。害悪そのものなのですが・・・どうしても特殊な処理がしたいのであれば、Windowsデフォルト環境のメニューを消すことなく使える7-zipがお薦めです。
普段は7-zipを使っているので右クリックで表示されるメニュー項目が多くなっています。Lhaplusと名称が似ているので要注意です。
緑→Windowsデフォルトツール
青→7-zip関連
赤→Lhaplus関連
Lhaplusをインストールすると「すべてを展開」が表示されなくなります。
※サブマシンにLhaplusをインストールして検証したので7-zipのバージョンが古いままでしたので、表示が最新版とは異なっています。
上図ではLaplusとなっていますが、Lhaplusのタイプミスです。
最新版の7-zipをインストールした状態。