火曜日, 5月 03, 2022

ビギナーにとって画像解像度は混乱の鬼カタマリ

質問がありましたので・・・
画像解像度のややこしい関係を整理してみました。

用意したサンプル画像(640×480pixel)

全体のpixel数(640×480pixel)に対して解像度が72ppiの場合は22.57×16.93cmとなります。

同じ画像の画像解像度変更で[際サンプル]のチェックを外し、全体のpixel数(640×480pixel)を変更せずに解像度を350ppiに変更するとサイズは4.64×3.48cmとなります。

解像度は1inchの中に画像の最小単位であるpixelをどれだけ押し込めるかということ。つまり密度です。ちなみにPhotoshopの画像解像度設定の寸法とサイズはpixel、mm、cm、inch等に変更出来きるので混乱しないように要注意です。

解像度を変更しても、Photoshopの表示はpixelなので、解像度を変更しても全体のpixel数が変わらなければ表示に変化はありません。

ところがIllustratorやInDesignはmmまたはcmが表示の基本なので、72ppiと350ppiでは配置したときのサイズが異なります。

また同じinch単位でもモニターの場合は画面の対角線の長さを表します。そして重要なのはモニターの表示pixel数です。モニターのinch数が大きくても表示できるpixel数が小さければ表示エリアは大きくなりません。逆に、モニターのinch数が小さくても表示できるpixel数が大きければ表示エリアは大きくなります。