水曜日, 1月 26, 2022

ZBrush Coreで回転体による壺造りの手順(その1)

ZBrush Coreだけで壺のような回転体の作成手順を整理してみました。外見は正確ですがその犠牲として内部は少しいい加減です。その逆は近日公開します。

デフォルトシェイプを[Sweep Profile 3D]に変更します。

続けて[イニシャライズ]で形状を変更します。

内部は空洞ですが、正面から見た状態で形状を作り込みます。

続けて[3Dメッシュ3D化]をクリックし・・・

次に、[ジオメトリ]>[トポロジー編集]>[穴閉じ]にて穴を閉じて複製を作成します。

[複製]したオブジェクトを縮小し、control(command)キーを併用して選択すると、その部分がマスクされた状態になります。ここでマスクされていない口の部分だけを引き延ばします。

縮小したオブジェクトを無修正にて穴を開けると内部の断面が不自然になってしまいます。そこで縮小したオブジェクトの口の部分だけを引き延ばします。

ギズモツールで引き延ばします。

続けて何も無い部分をcontrol(command)キーを併用して任意の矩形を描いてマスクを解除し、全体を若干縮小します。

ここで縮小したオブジェクトのサブツール上での関係を三日月のマークに変更します。続けて上のレイヤーの元オブジェクトを選択し[ジオメトリ]>[ダイナメッシュ]>[ダイナメッシュ]をオンにします。さらに[サブツール][結合][下と結合]を実行・・・

最後に[ジオメトリ]>[ダイナメッシュ]>[ダイナメッシュ]をオフ・オンすれば内部が出来上がります

必要に応じて[ジオメトリ]>[Zリメッシャー]>[Zリメッシャー]を実行すると良いでしょう。

ZBrush Core 2021.6.6