月曜日, 1月 24, 2022

ZBrush Coreの基本13 
Dimensionでレンダリングする際のOBJ書き出しのコツ

ZBrush Coreで作成した3DデータをDimensionに配置してレンダリングする際の手順を整理してみました。ポイントはOBJ形式で書き出すために、データを1つにする際の注意点です。

例えば目玉のデータを別レイヤーに作成した場合、OBJ形式で書き出すために結合にて1つのレイヤーにまとめますが、その際、結合前はすべてのパーツがバラバラになっていた方が良いでしょう。

目玉のようなパーツはトポロジーのミラーコピーなどを利用すると1つのレイヤーにまとまります。しかし、ソレをそのまま頭のデータに結合してOBJ形式で書き出し、Dimensionに読み込むと3つのパーツとしてマテリアルを設定できないことがあります(出来るときもあります)。そこで1つのレイヤーに複数のパーツがまとまっている場合は、どちらかをマスク処理して分割させます。コレで1つのレイヤーに1つのパーツになります。後は順番に結合して書き出すだけです。

Dimensionで3Dデータとして読み込み・・・

データごとにマテリアルを設定すれば・・・

こんな感じでパーツごとにマテリアルを指定できます。

後はレンダリングするだけです・・・。

ZBrush core 2021.6.6
Diemsion 3.45