日曜日, 3月 07, 2004
いいような悪いような・・・
所用で昼過ぎに自由が丘まで歩いて出かけた。途中、奥沢の駅から自由通りを通って無印良品の店あたりまで向かったのだが、今まで車が多いので自由通りを歩 くことはほとんど無かったのに今日に限ってちょっとした気まぐれで歩いてみて、少々カルチャーショックを受けてしまった。奥沢駅近辺のガードレールにはほ ぼガードレールのポールごとに灰皿の代用に括り付けられた空き缶があったのである。いまどき時代に逆行している。なによりこの町には似合わない風景であ る。たばこメーカーは盛んに共存を歌っているが、それは妄想でしかないことに誰も気が付かないのだろうか。キムチが嫌いな人の家の隣りにキムチ工場が建っ てしまうようなモノと同じだ。もっとも無印良品前のちょっとした広場は煤煙ならぬ伏流煙の立ち込めるダンジョンのような状態だから。長居は禁物である。し かし、ちょっとしたタイミングのズレで頭痛と不快感に悩まされてしまうのは不愉快極まりない。なによりどこにも怒りをぶつけることの出来ない不快感ほど精 神を蝕むモノはないからだ。しかし、最近の私はそれらを遥かに凌ぐ不快な体験や仕打ちを連発されている。詳しく書くと愚痴っぽくなるので止めるが、人が真 剣に対応しているのに、からかったり出汁に使う輩の呆れた神経には開いた口が塞がらない。もっとも、彼らから致命的な被害に遭う前に素性が分かったのは不 幸中の幸いなのかもしれない。だから、ルール無用のスモーカーなぐらいではイライラは出なくなってしまった。いいような悪いよう な・・・。(column: 1506)
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