土曜日, 1月 31, 2004

初台のお上りさん

30日、初台に打ち合わせで出かけた。と、書くとアップルに何の用?という突っ込みが出てきそうだが、オペラシティーを単に待ち合わせ場所にしたというだ けである。ところが最近はこの展開がやたらと多い。以外と業界の事を知らないからかもしれないが、やっぱり新宿界隈に関連するメーカーは集まっているよう だ。で、J-Macの勉強会なども含めると結構な回数ここに集合したりするのだが、肝心の国立劇場を私はほとんど知らなかったのである。つまり30日に初 めてこの方向へ歩いたために全容を知ったというお上りさんをしてしまった。思えばかつてはこの界隈で深夜の突発お茶会が頻繁に行われていたことも思い出し た。正確には初台から中野、あるいは高円寺あたりの間の様々なファミレスなのだが、車で移動していたのでほとんど同じような場所としか認識していなかっ た。毎度のことながら東京人でありながら東京をまったく知らないことを本当に痛感してしまう。ところで、そんな突発お茶会もよく考えてみると、7〜8年ほ ど前の話。その頃オペラシティーがあったかどうかも覚えていない。ただし、アップル本社が千駄ヶ谷にあったことだけは覚えている。そう考えるとやっぱり相 当古い思い出話の領域なんだな〜と、妙な衝撃が走った。なにせ当時の私はまだフォトイメージングは発表していたが、イラストレーションを発表していなかっ たのだから。(column: 1475)

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金曜日, 1月 30, 2004

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五反田から62分の旅?

29日、池袋にある専門学校で1時間ほどのセミナーを行ってきました。専門学校でやるのは初めてです。この学校は色々な学科のあるユニークな学校で、仙台にはペット専門学校という姉妹校があるとのことでビックリ。さて、そんなこんなで久しぶりの池袋です。前回電車で向かったのは、もしかすると10年以上前かも知れません。多分車でも5年以上行っていないと思います。そんなわけでいつものようにおもいっきり勘違いして逆方向に出てしまいました。『東が西武で西、東武〜』という怪しい町だから勘違いしてしまったのです。解っていたから余計に深読みしたというようなわけではなく、単に人波に流されてしまっただけなのです。ところで最近私のJRのプラットホームとなっているJR五反田駅で電車を待っているときに気が付いたのですが、山の手線の内回り、外回りのどちらを使っても五反田から31分で田端と西日暮里なのだそうだ。だとすると一周するのに62分?ほどということになります。案外短いのでびっくりしてしまいました。そんなわけで1日乗車券でどのくらい駅を乗り降りして町探索が出来るか本気で調べたくなってしまいました。(column: 1474)

木曜日, 1月 29, 2004

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大いなる勘違い

考え事をしていて、ふと面白いことを思いついたのでタブレットで描いてみようと思ったら、まったく反応しなくなってしまった。『げっ、壊れたのか?』と 焦ってみたら鉛筆を握っていたということを時々やってしまう私である。最近解ったのは、どうも私だけではないということだけなのだが。勘違いも複雑になる と洒落にならないこともある。もっとも自分が大学を卒業したのかさえ解らない国会議員がいるのだから、この国は相当外しても許されちゃうかも知れないと思 う。でもって本題にはいると、子供が戦争の絵を描くのは好ましく無いという話を最近何かで読んだ。戦争ゴッコをしてはいけないという話と同じだ。戦争ゴッ コをすると過激になるのだろうか。戦っている絵を描くと危ない思想になってしまうのだろうか。そういった事を考えるのは大きな勘違いだと思う。昔ネタにし た戦争映画を見る人は危険な右翼思想という言い切るおばさんと同類なのだろう。恐らく似非平和主義のお題目の延長かもしれない。例えば私は小学校の頃は戦 闘機の絵ばかりを描いていた。弟は軍艦専門である。父は描く際のポイントをこっそり教えてくれた他は何も言わなかった。そのうち戦車を描くようになって、 気が付いたら無謀にもマンガ家を目指していた。高校2年ぐらいの時である。もちろんマンガ家には成れなかった(とある同人誌で2作品を発表しているが現物 を私は持っていない)が、わたしが現在この仕事をしているのは、その時の延長なのである。もし戦争の絵はいけません攻撃を受けていたら、描くことが罪悪感 というトラウマになってしまったかもしれない。そういえば当時声楽の勉強でイタリアに留学していた叔母(現役のオペラ歌手)に戦闘機の絵を送ったら『戦争 の絵は嫌いです』と返事をもらったのを思い出した。私は当時それしか描けなかったのである。どうもその時から妙に叔母は苦手になってしまった。まっ、だか らと言って無理に戦闘機を描く必要はないのだけど・・・。(column: 1473)

水曜日, 1月 28, 2004

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世の中は小説より奇なり

頻繁ではないが、色々な場所でお会いしている方にちょっとメールをと思って調べてみたらアドレスが解らない。慌てて過去の名刺なども全て調べてみると、随 分前に在籍されていた会社のモノしか見あたらなかったり、まっく記載されていない時代に交換していただけという方まで色々と出てきた。なんとなく面白い結 果だ。名刺の中には郵便番号が7桁ではない方までいた。多分いつでも会えるという意識が強すぎたためにこんな結果になってしまったのかも知れない。連絡は もう既に電話やFaxではなくメールの時代となってしまったのは、万人が認めるところだ。だからこそメールアドレスの管理は慎重にしないといけないという 教訓だろう。ところがこんな世界だが、ほんの12年ほど前まではコンピュータを使っているだけで変質者のようなレッテルを貼られていたし、7年ほど前に私 は面と向かって『オタクしてるんですか?』と仕事先の方に言われたことがあった。まったくもって笑い話である。しかし、それほど世の中の流れが急激に変化 してしまった証拠なのである。今更私がとやかく言うような問題ではないが。ただ、もうこの期に及んでコンヒュータは苦手なんて言って居る方はどうしようも ないと思う。少なくとも仕事上必要とされている方にとっては。そんな人は既に死滅していると思っている方、世の中は小説より奇なりなんです よ。(column: 1472)

月曜日, 1月 26, 2004

私は人見知り族?

人の顔を覚えるのが苦手だと私はいつも吠えているが、先週行われたパーティー会場で何人かの知り合いとすれ違いを行っていたことを今頃になって知らされ た。大きな会場と言っても一周するのに1分もかからないスペースにもかかわらず私の視界に入らなかった方が複数いたのである。しかも、途中ある方を探すた めに会場をじっくり見渡したりして裸眼検索をかけたのに、それでも視界に入らなかった方がいたのだ。もちろん私は近眼ではないいので見えなかったと言うこ とはあり得ない。多分見ていなかったのだろう。前にもネタにしたが、私は町中を歩いていても人の顔や体つきよりも街並みや看板に視線がいっているので至近 距離で先方から声を掛けられないと気が付かないことが多々ある。これは結構間抜けだし、一歩間違えると私自身がふざけた野郎というレッテルを貼られてしま う危険性がある。。多分そんな調子で何も見ていなかったのかも知れない。特に顔見知りの多いパーティーであったので余計にいつのも無意識な癖が働いてし まったのだろう。もし誰も知っている方がいないようなパーティーであったら、回りに神経をはりめぐらせるのだが。もっとも誰も知っている人がいないという のは妙な表現で、招待してくれた方しか知らないというのが正しい。でも、そういったパーティーはやっぱり緊張する。基本的に私は人見知り族なのかもしれな い。まっ、そのうち名刺にムービーが張り付いたようモノが発明されるだろうから、それが出てから人の顔を覚えても遅くないかな?と案外楽観はしているのだ が。(column: 1471)

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カイヅ・・・


OLYMPUS C-4040ZOOM

日曜日, 1月 25, 2004

人生1200枚

ある対談の録音データを頂いた。1時間強で15MBほどのWMA(Windows Media Audio Data)である。単純には言えないが、これを基準に考えると、1日8時間労働での会話全てを録音しても120MB。1ヶ月で3.6GB。つまり余裕を 持っても1ケ月の会話データはDVD-R一枚に収まってしまうことになる。1年でメディア12枚。人生100年としてDVDメディア1200枚で歴史は完 結する。まっ、そんなにDVDメディアは生き続けないだろうが充分に現実的な事だ。最近は小型のIC録音機で数十時間の連続録音も可能なので、もしかする と将来的に起床時間の全てを録音すると行った事をする人が出てくるかも知れない。そういえば学生の頃、全ての日常会話補録音されている方の記事を雑誌で読 んだことがあった。誤認逮捕されたことが発端だったとか。別に面倒なことをしなくても出来てしまうからだ。なんだか面白そうだ。実は随分前からIC録音機 を物色しているのである。高音質であってもカセットテープやMOよりも長時間連続録音が出来るからだ。モーターを駆動させる必要もないからバッテリーの持 ちもいい。なにより小型で持ち運びも便利だ。実は出たてのMP3再生機(オーディオジャック経由での録音なら可能)は持っている。32MBでCD2枚分程 度の能力があった。大きさはマッチ箱程度である。これでも一番安いiPodぐらいした。ところで芸能人でもない限り、誰しも自分の声を録音したものはあま り聞きたくないだろう。声が違うと感じるし、なによりそんな事言っていたっけ?という発見が多いからだ。つい数分前に自分が発した言葉なのに。つまりいか に話し言葉がいい加減であるかをリアルに再現されてしまうのだから当然かも知れない。しかも自分自身で。(column: 1470)

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土曜日, 1月 24, 2004

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メインとサブの関係

Adobe Creative Suiteを使っていると気分はもうMacOSXである。なんとかして高速環境が欲しくなってしまう。まずい。これは完全に覚醒剤だ。まっ、 Windows環境に逃げるということも選択肢にはあるが、やはり、逃げてもMacintosh環境は残しておきたい。いや、もっとはっきりいうと航空母 艦はMacintoshであってほしい。だからWindowsは駆逐艦といったところだろうか。さて、古くなって遅い環境のマシンを使い続ける場合の用途 は意外に画像処理もいけるという事は知られていないようだ。画像処理の場合は基本的にレイヤー合成とマスキング(要するに私の場合の話)で決まってしま う。だから高速でなくてもなくとかなってしまったりする。ところが描くという動作をする場合はどうしてもブラシのストロークが手書きと同等の感触でないと 効率は著しく低下してしまう。そして困ったことに一度でも高速環境に慣れてしまうと、もう絶対に戻れないのは誰でも同じだと思うが、ことブラシ処理に関し てはこれが恐ろしくストレートに後戻りを止めてしまうのである。実は私が常にサブマシンをメイン処理に使っていたのはこういった事が裏にあったからであ る。つまりメインの高速マシンでイラストを描いていたわけである。しかし、そのメインの高速マシンが既に世間的に言うと低速マシンとなって久しい現状は やっぱり精神衛生上よくない。そろそろなんとかしなくては・・・。(column: 1469)

金曜日, 1月 23, 2004

重ね着の奥義

やたらと寒くなってきたのは温暖化と騒がれていた関係で『イイコト』だとは思うが、寒いのが好きな私でもちょっと東京は寒すぎる。そもそも今年の私は脳天 気で、防寒具はまだタンスの中だったりするのである。どうせ寒いのなんて数日だろうという気持ちがあるからだ。だからどうしても寒い日に出かけるときはフ リースを2枚重ね着してごまかしている。軽いし、建物の中で体温を微妙に調整出来るので慣れてくるとこちらのほうが便利だ。そもそも実はこれを思いついた のは4年前のある出版社の忘年会向かう時だった。防寒具をクリーニングしていたことをすっかり忘れていたための苦肉の策だったわけである。で、最近はあま り気にしていないが、当時はわざと色違いの組み合わせを楽しんでいたりした。内側がピンクで外側がオレンジといったド派手な組み合わせである。そもそも私 は赤系統の色が好きなので強引に揃えようとすればバッグやジーンズまで含めて全て赤で統一することも可能だが、流石にそれはやっぱりマズイだろうと思う。 還暦になるまでの秘技として残しておくべきかも知れない。それとも、それぐらい自己主張したほうがいいのだろうか?なんてね。(column: 1468)

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木曜日, 1月 22, 2004

建築物からのオーラー

21日夜、外苑前である打ち合わせの帰りに近所にいる友人いつものケーキ屋さんでとお茶会をした。このケーキ屋さんは今月いっぱいで閉店だと聞かされて少 々寂しくなってしまった。で、その際、16日の行われたパーティー会場で私は何人かの方を同席していたにもかかわらず気が付かなかった事を知らされた。随 分失礼な思いを相手にさせてしまったのかも知れない。数年会っていないと途端に記憶から消去されてしまうかのように人の顔を忘れてしまうのは私の悪い習性 かもしれない。あるいは、普段と違う格好だったりすると途端に記憶がメタメタになる。とにかく私は人の顔と名前を覚えるのが下手だ。多分それは全体のイ メージで記憶しているからだろう。要するにこちらが勝手にその人のイメージを固定してしまっているのだが。だから一度会ったら絶対に忘れない方もいる。そ れは色々な意味でインパクトあるいは個性が強いということかもしれないが、冷静に分析してみると一概にそうとも言えないようだ。例えば街並みを歩いている 時、私はすれ違う人をほとんど見ていなかったりする。では何を見ているのかと言えば、お店や普通の家の風情といったあたりである。例えば普通の家は家とし て見ただけなら取りたてて面白くもないのに、その区画という町の中に存在していることで妙に個性的となっている場合が多々ある。偶発的なのか意図的なのか は解らないが、そういった組み合わせの面白さに何故か吸い寄せられる。これは建築物から発せられる一種のオーラーなのかもしれない。(column: 1467)

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水曜日, 1月 21, 2004

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雑誌1年分のPDF

MacPowerの2月号には昨年一年間に発行されたMacPowerの記事がPDFとしてCD-ROMに納められている。これは買いだと思った。かつて MACLIFEが一度だけ年鑑PDFを出したことがあったたが、翌年は発行されなかった。MacPowerがいつ頃からこの年鑑PDFを出すようになった のかは解らないが、読み切った雑誌を整理した後でも時として読みたくなったり、調べたりしたいことが出てきたときに重宝する。なにより自分には無関係と 思っていたツール類を後になって使うことになったりした場合などは過去の記事は宝物となる。もっとも、その程度の事ならインターネットで調べれば?という 意見もあるだろう。しかし、確実かどうかの保証はない。ようするに胡散臭い資料の可能性を否定できないというわけだ。だからこそ出所がはっきりしている方 が安心というわけだ。願わくば全ての雑誌が対処してくれるといいのだが、原稿の二次利用の問題など難しい側面などを抱えているため、そんなに簡単にはなら ないのかもしれない。ところで、本当は広告も含めたフルセットのPDFを私は密かに期待していたりする。それは10年ぐらい経ったときに初めて面白いネタ となるからだ。試しに古いコンビュータ雑誌を持っている方は読み返してみるといいだろう。そこには恐ろしく高額な周辺機器やソフトウェアの広告が所狭しと 列んでいるはずだからだ。(column: 1466)

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月曜日, 1月 19, 2004

スーパージェッターの切手

スーパージェッターの切手がリリースされるそうだ。郵便局で偶然知ってカタログを貰ってきてしまった。科学技術とアニメ・ヒーローシリーズの第二弾郵便切 手ということらしい。ご存じない方に説明すると、スーパージェッターとは、30世紀から流星号に乗ってやってきたスーパージェッターが報道カメラマンの水 島かおると科学捜査局の西郷長官とともに20世紀の犯罪を取り締まるというストーリーで、本格的なタイムトラベルSFアニメとして当時の私は大興奮した。 また、今となって驚くことは、脚本に筒井康隆や豊田有恒、眉村卓らが関わっていたことだ。パラライザー、反重力ベルト、タイムストッパー、赤外線透視ゴー グルは憧れのアイテムだった。昭和40年(1965年)の事である。鉄腕アトムは別格として、人間が主人公のスーパージェッターは妙に親近感があって好き な番組だった。失敗したり、罠にはまったりする人間くささは子供の眼にもリアルだったのかもしれない。完全無敵じゃ逆に嘘くさいというわけだ。だから鉄人 28号は敵にリモコンを取られてしまったりするのがとてもハラハラしたし、8マンは苦悩する東八郎の人間臭さがストーリーを盛り上げていたように思う。確 かに当時の絵は動きもぎこちなく稚拙かも知れないがストーリーは今時のアニメより練り込まれていたのではないだろうか。確かに今のアニメも複雑ではある が、むしろやりすぎで、ほどよい複雑さを逸脱しているような気がしてならない。さてさて、切手はもちろんカラーである。でもって私はこの主題歌を今もしっ かり覚えているのである。(column: 1465)

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赤い糸のあるメーカー?

15日に行われたとあるパーティー会場で豪華景品がその場で戴けるというビンゴゲームが開催された。色々なハード関係からソフトまで欲しいものがいっぱい だった。しかし、何度もネタにしているように私はとんでもなクジ運の悪い男で、かつてくじ引きで豪華なモノをゲットしたという記憶がまったくない。歳末福 引きだって鬼のように引換券ためても全てティッシュだったりする始末。案の定ビンゴが始まって数字を読み上げること10数回ほど経過した時点でも私は1つ もかすっていないのである。やれやれ、いつものことかと諦め賭けたとき、突然当たりの数字が集中し、信じられないことにビンゴとなってしまった。しかし、 時既に遅しと言う感じで景品はTシャツぐらいしか目に入らなかった。だが、よく見てみるとPhotoDisc(gettyimages)のCDがある。小 さいので目立たないが実用本位であり、なにより私のために用意された景品のようなものだ。かくしてノーマーク状態に近かったCDを見事にゲットしてしまっ たのは幸運だったのかもしれない。やっはり赤糸で結ばれていたのだろうか。しかし、もしかして今年一年の運を思いっきり使い果たしてしまったような気もし ないでもないが、取りあえずクジに当たるのは気持ちの良いことだけは確かだ。(column: 1464)

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日曜日, 1月 18, 2004

フォトイメージングにテクスチャーを

吉井さんのWebLogの1月17日分コラムで、悲願のPhotoshopでPainter風のテクスチャー処理を可能とするスーパーヒント(ラッセル・ P・ブラウン風に表現すると)が披露されていました。早速実験してみると目から鱗で今日は眠れそうにありません。で、これを応用するとフォトイメージング にでも面白いことが出来ます。まず画像合成をしたものを1つのレイヤーとして結合してしまうか、またはセットフォルダーに入れてしまいます。次に一番下に 白ベタ(色ベタの方が面白いが)のレイヤーを作成し、一番上に新規作成したレイヤオーを任意のパターンで塗りつぶし、ブラシのテクスチャーを同じ設定にす るところまでは吉井さんの方法ですが、ここで画像のレイヤーまたはセットに対するレイヤーマスクを作成し、黒ベタで塗りつぶしてしまいます。こうすると画 像は完全に消えてしまいます。ここからブラシの色を白に変更し、レイヤーマスク上を大きめのサイズに設定したブラシで不透明度を60%程度として一定の方 向性を保持したままブラシを走らせるとPainter的なテクスチャーを活かしたフォトイメージングあるいは写真が完成します。(column: 1463)

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土曜日, 1月 17, 2004

Adobe Expoを見てみたい

16日、某所でラッセル・P・ブラウンさんと1時間半ほど話す機会があったるもちろん通訳の方と一緒でである。彼はショーマンシップの塊のように聴衆を魅 了するが、実はもの凄く繊細でナイーブな方なのである。7年前に六本木で夕食を共にする機会があったが、その時は翌日に控えたセミナーのリハーサルで披露 がピークにたっしてしまったようで随分静かな方という印象しか私にはなかった。さて、どうして彼と話し事になったかについてはそのうち公開するとして、や はり彼が来た。そしてAdobe Creative Suiteがリリースされたという一つの歴史が刻まれたということだろう。ところで米国では毎年?Photoshop Expoのうなものが開催されている。Mac World Expo Tokyoがなくなってしまったので最近は会う機会が減ってしまった友人のバートロモンロイさんも常連のスピーカーだ。で、それと同じイベント(いっその ことAdobe Expoでもいいかもしれない)を日本で開催できないかといつも考えている。展示会というイベントでの集客率は下がる一方だろうが、目的をお祭りとしてし まえば人々は集まるのではないだろうか。少なくとも米国についでユーザーの多い日本で開催出来ない理由は見つからないと思うが、それは私の勝手な推測の域 なのかもしれないが、想像するだけでも楽しくなってくる。(column: 1462)

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金曜日, 1月 16, 2004

“Adobe Creative Suite” DEBUT

15日に赤崎のホテル・ニュー・オータニで行われた“Adobe Creative Suite” DEBUT Fairに参加した。1000名ほどの参加者があったようだ。私はラッセル・P・ブラウンさんのセッションからの見学だった(ちなみに前回の Photoshop 7の時はスターウォーズだったが、今回はマトリックスの衣装で登場して会場は大喝采の渦となった)が、同じWebLogで諫山さんと吉井さんとで今後との 暴発予定を打ち合わせするなど色々な方との再会で話は弾んだ。さて、問題のAdobe Creative Suiteのリリースは、Adobeにとっては会社設立後で最大のイベントではないだろうか。内容は文句がないし、関心も高い。なにより、ユーザーに対し て安定した環境を一度に提供した意義は大変大きいと感じている。もっともこういった話を私がしてしまうとオブラートがかかっていると見る方も多いかもれな い。しかし、それが違うことは各雑誌などで色々な方が原稿を寄せているレビュー等を読んで頂ければ直ぐに理解して貰えるはずだ。そんな中で唯一ひっかかる 点があるとしたら、それは安いとは言っても一度にアップデートするための出費と、Macintoshユーザーにとって初めてのMacOSXオンリー仕様と いったところだろうか。もし、使用しているMacがG3やG4の初期のマシンだとしたらマシンの買い換えやCPUボードでのドーピングを検討したほうがい いだろう。そうなると最後に残る防波堤は印刷所の対応と言うことになる。いつもシワ寄せは印刷所となってしまい、足を向けて寝ることは出来ないが、 Adobe Creative Suiteの普及の速度に様々問題の解決の糸口が見え隠れしているような気がしてならない。(column: 1461)

Adove Creative Suiteグッズ


15日に赤坂のホテル・ニュー・オータニで行われた"Adobe Creative Suite" DEBUT Fairでゲットしたカタログとラッセル・P・ブラウン氏のオリジナルスクリプトが納められているCD-ROM。それとAdove Creative Suite置き時計。何故か100円ショップで見たような気がするが、勘違いだろう。多分。ところで。カタログ類の中に入っていた『Adobe Illustrator CS日本語版 組版コンバーションガイド』は資料性高くて大満足〜。(PIC00014)

木曜日, 1月 15, 2004

Canバッチダウン

オモチャのCanバッチ製作機で小さなバッチを作成しては配布するのが楽しみとなって半年ほどたつのだが、どうも最近機械の調子が悪い。いや、悪いも何も オモチャなのだから大量生産には向いていないのかも知れない。既に別売りパーツは20箱を越えている。1箱にバッチの部品が15個分入っているから300 個ぐらい作った(正しくは失敗も含めて300回プレスした?)ことになる。最初のうちはほとんど失敗は無かったが、最近は90%ほど失敗するようになって しまった。どうもかみ合わせが甘く、全体に軋みが出てしまっているようだ。ムキになって処理しても失敗を作るためにせっせと別売りパーツを購入するような 無限ループに陥っても意味がないので、とうとう製作を諦めてしまった。適当なタイミングで新しい機械を購入した方がいいのかもしれない。しかし、頭では理 解出来ていても無駄な事をしているようで踏ん切りがつかない。(column: 1460)

CanバッチGoo?


別売りパーツ2箱分1200円の失敗作品。ちょっと悲しい。(PIC00013)

『新選組』はいけるかも

今年の大河ドラマはどうやら当たりのようだ。やっとエアチェックしていた第一回目を鑑賞しての感想である。まず昨年が酷すぎた反動(昨年の『武蔵』はドラ マの中の俳優は台本通りに動いているだけにしか見えなかったが、『新選組』俳優は役柄で生きている)もあるが、なにより『らしくない』というのがいい。ど こかユーモラスな所とでもいうべきかもしれない。登場人物が大物俳優で固まらず、若手で固まっているからかもしれない。史実でも近藤勇が斬首された時で 35才である。当時としては今の40代後半ぐらいの重みがあるのかもしれないが、やはり青年としか解釈していい世代ではないだろうか。従来なら50代ぐら いの円熟した俳優が演じてきた役を実際に近い年齢の俳優が演じるというのがいいと思う。ドラマ、特に大河ドラマは、重厚過ぎるストーリー展開だと史実と比 較し、突っ込まれたりするものだ。私などはその典型例だろう。しかし、今回のように自然にユーモラスなシーンが盛り込まれていたりすると、多少の脚色は 許容範囲で許してしまったり出来るものだ。その絶妙なさじ加減が今回はあるような気がした。もちろん1回見ただけではなんとも言えないだろうが。少なくと も1年を通して放映される大河ドラマは昨年のように時代のうねりとは無縁のところで主人公が生きてしまうようなストーリー(巌流島の対決以後は無理やり 柳生宗矩との戦いにもっていったように見えたが)では視聴者はついてこないだろうと感じてしまった。

水曜日, 1月 14, 2004

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地震に強くなった私

昨年の秋あたりから直ぐ隣10mほど先にあった大きな会社兼倉庫(そこそこの小学校の校庭ほどのスペース)が建て直しするというので、はっきり言って大迷 惑な大工事が始まったわけである。年が明けた現在もまだ解体がやっと終わって整地、地盤調整?の段階だが、とにかく地響きが凄い。もともと地盤の緩い地域 なのに大型ショベルカーなどでガンガン壊してドタドタ整地しているので、ゴジラが1日中ダンスを踊っているような状態だ。いや、震度3程度の地震が1分お きに毎日8時間続くのだからストレスも極限状態というわけである。とうとう我慢出来ずに、なんとかならないかとクレームを付けた。いや、工程表の提示がな かったことを突いたのである。普通隣接した大きな建物の工事の場合は提示するのが当然である。しかし、案の定というか対応の担当者は事務的で大雑把なもの であった。普通このように小刻みな振動が長期間続くと鉄筋の家ですら問題が発生するそうだ。知り合いの家出は鉄筋であったにもかからず雨漏りがするように なったそうだ。そして恐ろしいことにうちは木造である。この国は土建業者に甘い法律が君臨(野放しの違法建築を見れば一目瞭然だが、法律に準拠して建てた 私が逆に馬鹿者扱いされる始末)しているので、なにをどう騒いでもどうしようもないのは解っているが、なんだか脱力感と絶え間なく揺れる振動で気分は最低 状態だ。これから杭打ちが始まったりするといったいどうなってしまうのだろう。八七式対戦車誘導弾あたりをショベルカーにぶち込みたい気分だが、お陰様で 最近は震度3程度の地雷があっても、まったく気が付かないありさまになった。慣れとは本当に恐ろしいものだ。(column: 1458)

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火曜日, 1月 13, 2004

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毎年繰り返される愚行

新年となり、気持ちよく清々しい1年にしたいと誰もが望んでいるはずなのに、元旦から飲酒運転による人身事故のニュースは後を絶たないし、それが沈静化し たと思ったら成人式での暴行愚行の類は不快感を通り越し、哀れささえ感じてしまう。どうしたらこんな攻撃的で自分勝手な人が形成されるのだろうか。若いか らというだけで許される許容範囲は完全に超えている。どう差し引いても犯罪行為(刑罰はあまりにも軽いが)だからだ。こうして毎年訪れるはずだった新年を 迎える心地よさのようなものが私の中から薄らいでいくような気がする。日本には四季というものがあり、節目ごとに訪れるセレモニーを大切にしてきたことは 既に過去の遺物となってしまったのかもしれない。まさに自由と好き勝手の履き違いである。きっと、いい加減と適当の違いも解らないだろう。なんだかますま す国民が二極化しているような気がする。これは相当問題な現象だ。(column: 1457)

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