月曜日, 1月 12, 2004

気にし過ぎなのかも知れない?

京都の山城養鶏生産組合が半年前に産み落とされた卵を出荷した事が判明して大騒ぎとなったが、やっぱりね〜という印象しか私にはない。異臭や変な味で事が 発覚したからだ。例えば古くてもそれらが判別出来なければだれも気が付かなかったことになる。卵が産み落とされてからどの程度が許容範囲なのかについて、 業界のガイドラインを知らないので、的はずれかもしれないが、例えば1ケ月程度なら気が付かないのではないだろうか? そもそも雪印の牛乳騒ぎの時にも触 れたが、表示内容を信じるしか我々には判断材料がないのである。バーコードで生産者からの流れを完全把握しているという牛肉もあるが、その程度のことはど のようにも改竄できてしまうくらいは、コンピュータを少しでも使ったことのある人ならお見通しだ。もちろん世の中に絶対に安全などということは存在しな い。しかし、だからと言って食品に関して虚偽や隠蔽、改竄といった事はあってはならないことである。責任者には厳罰で対処するなど法改正は必要ではないだ ろうか。マスコミも、隣国の自分勝手で馬鹿げた主張ばかりを棒読みで取り上げるのではなく、もっと大切な食料問題などを真剣に取材し国民に問いかけるぐら いの情熱があってもいいのではないだろうか。とにかく卵は当分要注意といったところだろう。余談だが、実は私はナッツ類(ピスタチオナッツ、アーモンド、 ピーナッツ等)が大好きなのだが、最近問題噴出が続いている中国産へは流石に手が出ない。どんな薬漬けかさっぱりわからないからだ。もちろんどの国の生産 物でもそれなりの処理は行われているが、やっぱり怖い。いつまでもこんな事をしていると自分の首を絞めるとおもうのだが、まっ、チョコレートなどに入って いるアーモンドがどこの国のものなのかまでは解らないので、気にし過ぎなのかも知れない?のだろうか。(column: 1456)