木曜日, 3月 14, 2024

InDesignで出来るけどPhotoshopやIllustratorもいい

ドロップシャドウなどの調整はInDesignでも出来ますが、PhotoshopやIllustratorを使った方がデリケートな処理を素早く出来るので使い分けた方が効率がイイです。

その場合、Illustratorなら文字調整も簡単です。ということでIllustratorで作る場合はドキュメントサイズをデータに合わせて調整するのがコツ(※)。

※InDesignの読み込みオプションでArtに調整すれば出来ますが、微妙にサイズの違うデータを大量配置の場合はこの方法でサイズを統一できるのでお薦めです。まっ、Illustrator側で塗りも線の色指定無しの矩形を作成しておく手もありますけどね。

また上の様に[光彩(外側)]で大きなボケを表現するのには少し問題があります。

[光彩(外側)]は大きなサイズは無理があります。

そこでキャプチャーを作成して元画像に合わせて(※)位置を正確に把握できるようにしてペンツールでパスを作成します。

※Photoshopで[差の絶対値]にすると下のレイヤーと完全に同じになれば真っ黒になります。そのた[乗算]や[スクリーン]などでも下のレイヤーとの位置関係を確認できます。

そこで[パスの境界線を描く]でブラシ処理をしてから・・・

ボカシ処理を行い・・・

必要であれば作成したブラシ処理の複製の位置をずらして重ねるなどして調整してから保存します。

コレで配置した画像を再配置すれば・・・

完成です。マスク処理などもInDesignではストレート処理しか出来ませんが、同様にPhotoshopのレイヤーマスクで処理すれば形状を自由に設定したマスクも作成出来ます。結局InDesignの処理中はPhotoshopもIllustratorも起動していた方が賢明ですね。