今回は、私が実際に立方体から頭部ベースを作り込む手順を整理してみました。
立方体を作成したら[D]キーで24面体にし、対称設定とした状態で正面を表示し、スライスにてセンター近くにエッジを追加します。
目に相当する部分の面を選択し[B]キーでベベルを二重設定し、奥に押し込んで目玉を収める穴を作成します。
ここで超テンモードやエッジモードで穴の入り口部分を調整します。
出来るだけ凹みも調整しておくと後処理が楽です。
耳に位置当たりのエッジを引き延ばし、背面を回転処理で調整します。常に[TAB]キーでサブディビジョン表示してイメージを確認します。
ここで、一旦センターのエッジを削除してから、ライスにてセンターにエッジを入れ直します。コレで頭部の不自然な凸凹を修正できます。
続けて耳の位置のエッジを回転にて全体のエッジの流れに合わせます。
次に口に相当する部分の面を選択し、[B]キーでベベルを二重設定し、奥に押し込んで口を作成します。
作成直後の口は間抜けな状態なので、エッジを選択して、縮小、回転などで調整します。
続けて鼻の位置の頂点を[B]キーでベベル設定で面を作成し・・・
作成した面を[B]キーでベベル設定でサイズ調整して鼻を作り込んでいきます。
ここからは微調整の繰り返しです。必要に応じてエッジの間引きを行うだけでも形状は激変します。ここまでで253ポリゴンでした。
modo 16.1v7