土曜日, 5月 18, 2019

AviUtlで映像ファイルを読み込む

■AviUtlをダウンロード
[AviUtlのお部屋]にて

環境設定など、準備が整ったところで実際に映像データを読み込んできます。

まず、AviUtlは起動した直後は何も表示されず、パレットのみが出てきます。ここで、[設定]メニューから[拡張編集の設定]を選ぶと上図の様にタイムラインバーが表示されます。

次ぎに、編集したい映像データの読込ですが[ファイル]メニューなどは使いません。[ファイル]メニューから読み込むのは編集可能なAviUtlのファイルと理解しましょう。実際に映像データを読み込む場合は、表示されたタイムラインに映像データをドラッグするだけです。この時、青い帯の映像データに音声データが含まれていれば赤い帯の音声データが表示されます。また、ドラッグする際に出たのサイズを調整する事も出来ます。大きいデータもコンバート無しで処理可能ですが、環境設定でしたい下サイズ以上の場合は読み込むことは出来ません。

読み込んだデータのスタート部分と修了部分のシーンがずれている場合は、帯の端をつまんでカットすることが出来ます。カットした状態で全体を左端に寄せれば完了です。

一連の流れを図解してみました。まず帯の左端にカーソルを近づけると左右を向いた矢印にカーソルが変わるので、そのままプレス&ドラッグすれば余計な部分は消去されます。右端の処理も同様です。左右の余計な部分をカットしたら全体をプレスして左端に移動すれば完了です。

次ぎに簡単なファイル処理を行ってみます。多くのフィルタがありますが、まず簡単なフェードアウトを設定してみます。青い帯をクリックすると動画ファイル調整パレットが表示されます。赤い帯をクリックすると音声ファイル調整のパレットが表示されます。両方を同時に表示することは出来ません。適宜切り替えて編集を行います。

音声ファイル調整のパレットが表示されテイル状態。

動画ファイル調整パレットにて[透明度]を利用してフェードアウトを行います。スライターは左がスタート位置の状態、右が修了位置の状態を示します。ただし、映像データの何処に中心点を設定するかが必要になります。コレを設定しないと突然消えてしまったりしますので要注意です。

まず栄銅の青井帯を右クリックしてコンテキストメニューを表示し、中間地点の設定を行います。単なる[中間点を追加]と指定した位置(タイムライン上の赤いライン)に強制的に中間点を設定出来ます。

次ぎに[透明度]をクリックし、どのような流れで透明化するのかを設定します。単純なフェードアウトであれば[直線移動]でOKです。

AviUtl 1.00