水曜日, 1月 16, 2019

Illustrator
マスク処理は三種三様です

Illustratorのマスク処理は3つ用意されていますが、全て同じ結果には成りません。そもそも3つのマスクはマスクと言っても意味合いが違っています。ということで同一データで検証してみましたので状況に合わせて使い倒しましょう。まず単純なグラデーションを設定した矩形の上にサボテンのシルエットを配置し、そのサボテンでマスクします。

全てを選択し、透明パレットにて[マスクを作成]をクリックします。

上図は透明パレットでのマスクの結果です。凡そ40%程度の半透明状態になってしまいます。

上図はオブジェクトメニューの[エンベローブ/最前面のオブジェクトで作成]の結果です。上野サボテンの形状に下野矩形が無理やり収まろうとしているのでサボテンの形状が狂ってしまいました。そもそも単純なマスク処理用の機能では無いので仕方がありません。

上図はオブジェクトメニューの[クリッピングマスク/作成]の結果です。単純に上に乗せた形状でマスクを取りたい場合はこれがベストです。

Illustrator CC 2018