月曜日, 11月 29, 2021

ZBrush Coreの基本05 
様々なマスキングの調整方法

ZBrushCoreはマスク処理が高機能です。マスクをすることで部分的な処理がかのうとなり、必要に応じてパーツを分割することも出来ます。

処理はいたって簡単で、controlキーを活用します。


コントロールキーを押しながら選択すると、その部分がマスクされます。

処理結果です。このまま背景をcontrolキーを押してクリックすると・・・

マスク部分と非マスク部分が入れ替わります。ここでキズモツールなどでデフォルメすると・・・

非マスク部分だけが影響され、マスク部分は影響されません。

マスクの解除は背景でcontrolキーを押しながらドラッグすれば・・・

マスクは解除されます。

マスクを作成するときにcontrolとShiftキーを併用すると・・・

選択した部分だけが表示された状態になります。

コレもマスクですが、非選択部分は一時的に画面は消えるので・・・

細かい部分の処理に重宝します。

もちろんZBrushCoreの様々なブラシのも連動しています。上はStandardブラシでオブジェクトをcontrolキーを併用しながら描いた状態です。

なお、マスクを作成した状態で・・・

controlキーだけでマスクを作成した場合は[非マスク箇所を分割]または[マスク箇所を分割]でパーツを分割することが出来ます。

shiftとontrolキーでマスクを作成した場合は[非表示分割]でパーツを分割することが出来ます。

ただし、分割すると空洞の状態となってしまうので・・・

[ジオメトリ]>[トポロジー編集]>[穴閉じ]を実行すれば・・・

穴の部分を塞いでソリッド状態にすることが出来ます。

ちなみに、選択範囲用に6種類のブラシが用意されています。

ブラシのアイコンをクリックして一覧が表示されたら「M」キーを叩くと表示されます。

ZBrushCore 2021.6.6