土曜日, 11月 13, 2021

ExcelでIF関数のネスト処理の注意点

ExcelでIF関数のネスト処理時に間違いやすいミスを整理してみました。私も時々ミスるので・・・。

例えばH5:H17に、E列の売上高が25000以上であれば♥︎♥︎♥︎、15000より大きい(超過)場合は♥︎♥︎、そうでなければ♥︎を表示という指定があった場合・・・

=IF(E5>=25000,"♥♥♥",IF(E5>15000,"♥♥","♥"))
と記述しますが、
タイプミスを防げるので、数式タグの[論理]>[IF]で専用のパレットで処理します。

ところが[FALSE]エラーとなってしまうことがあります。

これは「値が真の場合」にカーソルがある状態でIFをネスト挿入してしまうことによるエラーです。数式パレットには、
=IF(E5>=25000,"♥♥♥"+IF(E5>15000,"♥♥","♥"))
と入力されてしまいます。
正しくは
=IF(E5>=25000,"♥♥♥",IF(E5>15000,"♥♥","♥"))
と記述されていなければなりません。

これは「値が真の場合」ではなく「値が偽の場合」にカーソルがある状態でIFをネスト挿入すれば正しい処理が行われます。ついつい慌ててミスしてしまうので要注意です。