木曜日, 9月 16, 2021

Illustratorのパターンブラシ作成手順

某所で理由不明で作成出来なかったので検証してみたら問題なかった?・・・ということは某所の環境に問題が? ということで整理してみました。考え方は同じなので、破線のコーナーを綺麗に設定できなかった頃のTipsですが、応用が利くのでお薦めです。

まず環境設定のグリッド設定を[グリッド:3pt][分割数:3]に設定します。グリッドの値は[3pt]とタイプすると自動的に[1.0583mm]とデフォルト設定されている単位に変換されます。ちなみに私は線はポイント設定のしているのでポイントで作成しています。

後は[グリッド表示]と[グリッドにスナップ]にチェックをいれ、出来るだけ画面を拡大し1ptのグリッドを9マス使って塗りも線も無しとした四角形の上に黒の塗り潰しで矩形や鍵の形を作成します。塗りも線も無しとした四角形を後から作成した場合は必ず一番下に再配置します。

それぞれを選択してオブジェクトメニューの[パターン]>[作成]を実行し、何もせずに[○完了]をクリックしてスウォッチに登録します。

作成した2つのパターンを個別に登録します。

あとは、新規ブラシ登録でパターンブラシを選択し、外コーナーと内コーナーに鍵型のパターンmそれ以外は直線パタンを指定し、[間隔]を50%として[OK]にて登録します。

ブラシパレットに登録されていることを確認。

これで作成したパターンを指定すれば線幅に連動してコーナー処理された破線が出来ます。

Illustrator25.4.1