木曜日, 9月 30, 2004
i1 Publishを使う
カラーマネージメントに関する原稿執筆でGretagMacbeth社(同社についてはココを参照)のi1 Publishとi1 Displayを使う機会を得た。専用のサイトはココを 参照。 持論の『プロファイル作りはハードウェアが必要不可欠』が見事に体験できたと同時に、持論を証明するハードウェアを持っていなかったことに反省。それでも 流石にPublishの方は50万円ほどなので簡単には手が出ないが、少なくともモニター用キャリブレーターは必要不可欠だ。価格もリーブナブルで納得の できる範囲だろう。なお、この専用サイトでは、PDF版のオペ レーションマニュアル(黄緑の表紙)のダウンロードもできるので、ダウンロードしない手は無い。資料性はバツグンだ。また、i1シリーズ(i1 Display、i1 Monitorを除く)が無いと一部の機能制限はあるが、カラー及びカラーパレットが自在に作成・使用できる強力なツールであるi1Share(フリーウェア)のダウンロードもできる。なお、サイトには様々な情報があふれているが、カラーマネージメントについての詳細な解説ページは 必見である。今までは、とかく先人が難しく説明しすぎてしまったために、プロなら当然理解できるはずといった間違った意識が横行し、わからないことが恥ず かしいという風潮が蔓延してしまってきた。特に好みの用紙と画材で独自の世界を構築してきたイラストレーター系の方の多くは曖昧に対処している。そういっ た方達が『解らないことは恥ずかしくない』という意識をもっと持ってもらいたいと感じている。兎に角必見のサイトだ。(column: 1644)
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