水曜日, 7月 07, 2004

サイクリストのマナーの悪さ

俳優の根津甚八さんが人身事故を起こしてしまた。特別にファンというわけではないが、無視、NHKの大河ドラマで石川五右衛門を演じていたのが印象的だっ た。で、今回の事故の詳しい状況を知って少々同情してしまった。あの交差点では左右の道から車が飛び出てくることは道路交通法的には絶対にありえないから だ。ここで、自転車は自動車と違うと思われる方がいるかもしれない。じつはこの勘違いがとんでもなく多いのだ。たとえば車両進入禁止、一方通行、歩行者専 用、車両通行止め、指定方向外進行禁止、通行止めなどは自動車と同じルールを守らなくてはならない。当然走行は左側車線(車道)を利用しなくてはならな い。ただし、上記の一方通行や歩道を移動する場合は自転車から降りて自転車を押して移動する場合は問題とはならない。この道路交通法を守っているサイクリ ストを私はほとんど知らない。都内で、いや都会で自転車を乗るということは自動車を運転するのと同じ緊張感と覚悟が必要なのである。にもかかわらず、完全 装備のサイクリストの車道逆走や信号無視で毎日のように冷や汗をかかされることがある。こちらも注意しているが、どうしようもない時がいつかは来るのでは ないだろうかという恐怖心が絶えず付きまとっている。いかなる状況下でも自動車が悪いという現在の法判断は、そろそろなんとかならないものだろう か。(column: 1557)