日曜日, 7月 18, 2004

ハリーポッターとアズカバンの囚人

18日、『ハリーポッターとアズカバンの囚人』を川崎のチネチッタで見てきた。しかし、恐ろしい人気で予定の時間帯は断念し、2時間余りも時間を潰すこと になってしまったのは時期的に読みを謝った私のミスだ。で、映画館に出かけたのは前回の『ハリーポッターと秘密の部屋』以来ということに気が付いた。それ ほど映画館に出かけていないのはやっぱり精神衛生上良くないが、気が付けばというのが実情だ。駄作なのにマスコミこぞって大騒ぎするヤラセ傾向が最近は臭 いくらいに強いので、本当に優れた作品を見つけるのに苦労する時代になってしまったのかもしれない。もっとも私はどちらかというと映画評論は甘口(お気に 入りの俳優が出ているだけでOK)なので滅多に怒ったりしないけど。で、映画の内容は、特に私がここで説明するまでもないだろう。原作に忠実という意味で は50点かもしれないが、映画作品としては合格点だろう。キャスティングもいいし、映像も綺麗だし構成もいい。ところで私はキャラクター的にはハリーより ロンの方が好きだったりする。そういえば夫婦のどちらかが50歳を越えると2人で2000円で鑑賞できるらしいが、そのキャンペーンを考えた方は市場調査 などしていないんだろうと直感。その年代の夫婦が一緒に見るような映画など皆無だし、そんな作品など作り得ない、なにより期間が1年というのが大笑いだ。 一番貢献している世代、いや、料金体系そのものを今の半額に改定するぐらいの英断を行わないと、ますます映画人口は衰退してしまうのではないだろうか。入 場者が後を絶たないのは邦画のアニメ系と洋画だけなのは随分前から誰もがお見通し。(column: 1576)