日曜日, 4月 07, 2019

BlenderでDAEをUVマップ付きOBJに(130)

※画像処理テクニック講座130の補足です。

ZBrushCoreからはUVマップを含んだデータを書き出せない問題で色々と可能性を探りましたが、Blenderをコンバーター代わりに使うという方法もありました。

まず、PhotoshopでUVマッピングを行います。

ここで3Dメニューから[3Dレイヤーを書き出し]にてCollada形式を選択して書き出します。Obj形式だとテクスチャー関連は無視されてしまうので、必ずcollada形式を選択します。

生成されるファイルは[filename.dae]

ここでBlenderを起動し、デフォルト表示されている立方体を削除してからファイルメニューのインポートにて、先ほどPhotoshopで書き出したcolladaファイルを読み込みます。この時、単位のインポートにチェックを入れておくとを忘れないでください。

オブジェクトを読み込むと、テクスチャーが反映されていません。しかし、これはBlenderの仕様で、読み込み時はオブジェクトモードになっているからです。モードをテクスチャに変更します。

モードをテクスチャに変更した状態です。正しく読み込まれていることが解ります。あとは、このままエクスポートでOBJ形式をしていて書き出すだけです。

書き出したOBJファイルニはテクスチャ情報が含まれていますので、他のツールで開いてテクスチャを反映された状態で確認することが出来ます。上図はPhotoshopで開いた状態です。結果、ZBrushCoreで作成し、他のツールに移動して作業をしたい場合、Photoshop、SclptrisBlender等をツールとして利用すれば目的は適いそうです。

Blender 2.79
Photoshop CC 2019