日曜日, 12月 10, 2023

Access_12 
クリエで条件に一致するデータを抽出する(2)

条件に一致するデータの抽出するにはクリエを活用(その2)です。今回は最後に空白データの抽出方法整理しています。

この連載は以下を参照してください。

また1回目は以下を確認してください。

まずExcelデータを読み込みますが、既にデータがある場合はソレで問題ないです。


AccessにExcelデータを読み込んだら[作成]タブから・・・

[クリエデザイン]をクリックします。

画面が切り替わったら、テーブルの追加パレットにて利用したいテーブルを選択し[選択したテーブルを追加]をクリックします。

画面が切り替わったらテーブルを広げ・・・

テーブルから、必要なフィールドをクリックして画面下部のリストに追加します。

これで[デザインビュー]に切り替え・・・

都道府県のチェク項目の下のセルに「"神奈川県"」と入力(※)し、[データシートビュー]に切り替えると・・・

※実際の入力は「神奈川県」だけで「"」は自動的に追加されますが、入力直後に確認したい場合は「Tab」キーを叩くと確認できます。

神奈川県のデータだけが表示されます。次に、戸建ての人だけを抽出したい場合、つまり[住所2]がブランクである場合を抽出すればよいので・・・

都道府県のチェク項目の下のセルに「Is Null」と入力(※)し、[データシートビュー]に切り替えると・・・

※実際の入力は「Null」だけで「Is」は自動的に追加されますが、入力直後に確認したい場合は「Tab」キーを叩くと確認できます。このように空白抽出は、空っぽの空白の場合「null」と記入し確定すると「Is Null」と表示されますが、「Not Like "*"」でもNull値の抽出となります。なお、長さ0の文字列の場合は「""」です。

※Access 2016の場合はIs Null」ではなく""」でないと受け付けませんでした。

これで[住所2]がブランクである場合を抽出できました。

もし抽出したいデータが日付で
2000年以降に生まれた人なら
2000/1/1〜2100/12/31としておけばいいので
Between #2000/01/01# And #2100/12/31#
範囲指定も同様です。

単なる数値を絞り込む場合はExecl等の比較演算子で指定します。
100以上なら >=100    100超過なら >100
100以下なら <=100    100未満なら <100