Photoshopのブラシについての整理シリーズ(不定期)です。形状はシンプルでもブラシ設定で激変する過程を理解出来ると楽しくなります。
まず楕円形選択ツールで真円の選択範囲を作成し、そのまま編集メニューの[境界線を描く]にて任意の幅の輪郭円を作成します。色は黒です。
なお、慣れの問題もありますが、環境設定のカーソルを上図のように設定するとブラシのサイズが確認出来るので便利です。なお、ここでは描画色は赤、背景色は青に設定しました。
上図はブラシとして登録した直後のブラシ設定の画面です。
そのまま殴り書きすると上図のようになります。
ここで[ェイプ設定]を上図の様にします。設定は一つの目安なので、ざっくりと設定して結果を把握するようにするとよいでしょう。
[シェイプ設定]を行った結果です。なお、ここではブラシの軌跡を正確にするためにパスに沿っての描画機能を利用しています。
続けて色の変化を楽しむために[カラー設定]を上図の様にしてみました。
[カラー設定]を追加した結果です。かなりランダム性が高まって面白い結果になります。
続けて[その他]にて不透明度を設定します。
[その他]を追加した結果です。
[その他]の設定をオフにして[散布]設定を行ってみました。ある程度の基本設定を行ったら、他の設定は加算せずに結果を把握するようにすると無駄な処理を軽減できます。
[散布]を追加した結果です。素材を色々と変更することで不思議なイメージを作り出すことが出来ます。なお、設定したブラシはメモをしていない限り再登録しないと二度と同じ設定が出来なくなってしまいますので、要注意です。また、再登録してもブラシの形状をブラシ登録では把握することが出来ないのて、登録名である程度把握できるようなルールを設定しておくと良いでしょう。
Photoshop CC 2018